【お湯シャン】完全お湯シャンへの道 完全解説!

滝で髪を洗ってる女性 スキンケア

やってみたいけどどうしていいかわからない、一度失敗したけどまたチャレンジしたいという方必見!脱シャンプーへの流れ、つまずきやすいポイントとその解決方法も紹介しています。

 様々な問題にぶつかりながらやっとたどり着いた私の完全お湯シャンへの道!

きっと皆さんの力になれると思います。最後までご覧ください。

皮膚疾患におすすめ!お湯シャンで正常な皮膚に

お湯シャンする目的は人それぞれだと思いますが、私の場合は酒さという顔に強い赤みとブツブツが出てしまう皮膚疾患を治すために始めました。

丈夫な肌であれば、シャンプーくらいなんの刺激にもなりませんが、皮膚疾患においてはすべてが刺激となってしまうため取り除くことが重要となります。

また、顔や体は乾燥対策で化粧水やオイルを塗るのに対して、頭はシャンプーで油を取り除くという、同じ頭部の皮膚でありながら全く違うケアをしていることにも疑問を感じました。

そういったケアを続けてきたことで、顔は化粧水の多用で油分が出せない状態頭はシャンプーで油分が過剰に出ている状態になってしまい、自分にベストな油分のコントロールができず様々なトラブルに結びついているのではと思うようになりました。

お湯シャンと肌断食を同時に行い油分のコントロールが自力でできるようになってからは、皮膚の状態もかなり良くなりました。

お湯シャン成功へのロードマップ

シャンプーもリンスも使わない完全なお湯シャンになるまではかなりハードルが高かったです。

これは修行と言っても良いくらいなのではないでしょうか(笑)

様々な問題にぶつかりながら完全お湯シャンにたどり着いた私が考える脱シャンプー方法をご紹介します。

成功するための大前提

「シャンプーをやめればいいんでしょ」と思っていると失敗します。

目的と方法をしっかりおさえることが大事です。

目的は油分のコントロールができるようになること!決して先を急がない

頭皮自体の力で油分のコントロールができるようになるには時間がかかります

頭皮に油分が十分に残った状態が続くことで、やっと油分を控えてくれるようになるのです。

様子を見ながらゆっくり進めましょう

絶対守りたいポイント!基本の洗い方

シャンプーを使っている時と同じ洗い方をすると、においやかゆみが出てしまうかもしれません。

お湯シャン基本の洗い方
  • STEP1
    お湯の温度に注意!38度がベスト!

    思ったより冷たく感じます。40度を超えると油分は落ちやすくなりますが、肌へのダメージが大きく、油分の落としすぎになる可能性も。ただし、冬場は寒いので体を温めてから洗うといいです。

  • STEP2
    やさしく、丁寧に!1分半のマッサージ

    指の腹で優しく洗います。ゴシゴシこすってはいけません。特に頭の中心線(モヒカンゾーン)は油が出やすいので念入りに。後頭部の耳から下の部分も血流を良くするイメージで。加齢臭対策で耳の後ろあたりも。

    1回、時間を計ってみてください。1分半、意外と長いですよ。

  • STEP3
    ドライヤーで完全に乾かす

    タオルドライの後、ドライヤーで乾かしましょう。自然乾燥だとにおいます。ポイントは頭皮を乾かすこと。髪を少量持ち上げて遠くから風を当てましょう。そうすることで、髪の毛も一緒に乾いてくれます。

お湯シャン修行 レベル別解説

基本のお湯シャンをしながら頭皮の様子を見て、ゆっくりレベルを上げていってください。

上げどきがイマイチわからないと思いますが、つらいと感じたらレベルを下げればいいのです。

 Level1 シャンプーの量を減らす、リンスは頭皮につかないようにする

 Level2 お湯シャンを1日おきでやってみる、リンスは頭皮につかないようにする

 Level3 お湯シャンする日を増やしていく、リンスは頭皮につかないようにする

 Level4 お湯シャンのみにする、リンスは頭皮につかないようにする

 Level5 リンスもやめる、ごわつきが気になる場合はドライヤー時にヘアオイルを。

 Level6 完全お湯シャン 何もつけなくてもサラサラ

お湯シャン修行中の悩み これで解決!

私が直面した問題の解決方法をご紹介します。

最初のうちはお湯シャンだけだと気持ち悪い

基本の洗い方でもスッキリせず、手に脂がついて気分は最悪、心が折れる。

これは耐えるしかありません

湯シャンの修行はそこから始まります。

あまり深く考えず、タオルドライして髪を乾かしてしまいましょう

においが気になる

私がお湯シャン修行中、家族はにおいに気づきませんでした。

よくにおいを嗅ぎに来る息子も気づかないほど。

それでも自分は気になるので、外に出るときはヘアオイルで香りをつけていました。

材料がシンプルで良質なものを使っていました。

フケが大量に出る お湯シャン修行最大の敵!

肌断食でも同じ経験をしましたが、大量に皮がむけます。

それはもうびっくりするくらい!

ただ、私は顔の方で経験済みということもあり、1カ月くらいでおさまって肌が生まれ変わることが分かっていたので、フケをどう処理するかに集中しました。

ただ、顔と違って前後左右から落ちること、面積が広いので量もそれなりにあったので、非常に困りました(笑)

私が実践した対策はこちら。

  • 髪をとかしてできるだけ落とす
  • 髪を結って閉じ込める
  • 帽子をかぶる
  • 白っぽい服を着る
  • 指摘されたら「シャンプーが合わなくなっちゃって~」と流してしまうくらいの気持ちでいる

ごまかすことに全力を注いでいるうちに、フケはおさまっていきます。

耐えればいいだけの最終試験だと思って乗り切りましょう

抜け毛がすごい!

「抜け毛がひどくなった」という書き込みも見かけますが、それはお湯シャンのせいではなく栄養不足なのではないかと思います。

亜鉛は皮膚や髪の成長を促進する働きがあり、不足することで抜け毛が増えるとも言われています。

お湯シャンをやめる前に、栄養状態を見直しても損はありません

お湯シャンしながら血流を良くすることもお忘れなく。

リンスしないと髪がごわごわする

ブラシで髪をとかしてみてください。

頭皮の脂が髪の毛に行き渡り、少しはマシになるはずです。

それでもまだゴワゴワする場合は、ドライヤーで乾かすときにヘアオイルを使ってみてください。

私は皮膚の改善が目的だったので刺激の少ないものとしてココナッツオイルを使用していました。

使用感はなかなか良かったのですが、シャンプーなしでは油分が髪に残り、次第に油が酸化して嫌なにおいを発するように

この経験から、ヘアオイルは割り切ってちょっとお高い市販のものを使うようになりました。

ただし、原材料がシンプルで肌に優しいものを選んでください。

油分のコントロールができるようになると使わなくても髪がしっとりするように

美容院でのシャンプーは?

大丈夫です。ヘッドスパだと思って楽しみましょう。

ちなにみに、美容師さんから「お湯シャンしてますよね」と言われたことはありません(笑)

美容師さんからはもちろん、友人からも気づかれていません。

日帰り温泉 シメはお湯シャンで

リンスなしお湯シャン(Level5)のころ、日帰り温泉に行く機会がありました。

体と髪を洗って、温泉とサウナを2時間ほど楽しみ、上機嫌で髪を乾かしていたところ、頭皮から嫌なにおいが。

原因は、おそらく洗髪後に汗をかき、さらに時間が経ってしまったことだと思います。

油分のコントロールに不安が残る状況だったのに、出るときに体だけサッと流して頭は流していなかったのです。

それからというもの、温泉に行ったときはお湯シャンでしめるようにしています。

完全湯シャンになると景色が変わる

完全お湯シャン(Level6)になると、ブラッシングをしなくても髪はサラサラつやつやです。

ボリュームが出て、髪にコシが戻ってきました。

また、お湯シャンを通じて、その日の状態を観察しながらケアできるようになります。

油分は毎日同じではありません。季節によってもだいぶ変わります。

基本の洗い方をベースに、その日の状態を観察しながらどこまで油分を落とすか調整しましょう。

  • 油っぽいとき→しっかり洗う
  • 乾燥気味→洗いすぎないように気をつける(毎日洗わなくてもいいかもしれません)

 毎日なんとなくシャンプーをしていた頃と比べると、自分の状態をよく見て手入れができる、本当の意味でのケアができるようになったと感じることができます。

まとめ:とにかくゆっくりお湯シャン率を上げて成功させましょう!

私はお湯シャンになってから数年が経ちますが、髪、肌の状態ともに調子が良いです。

完全なお湯シャンになるまでハードルが高いですが、チャレンジする価値は大いにあります

においやフケ問題もありますが一時です。

お湯シャンになってしまえば、皮膚の悩みから解放されるかもしれません。

ゆっくり気長にシャンプーを卒業しましょう!

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