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「体調改善したいけど、何から始めればいいかわからない」という方は、まずは調味料を変えることをオススメします。
調味料は毎日使うものですが、原材料表示を見ると意外といろんなものが入っています。
その中には、不調の原因になる可能性のあるものも。
体にいい調味料の選び方を知って、健康的な生活を手に入れましょう。
読み終わるころには調味料に対する見方が変わっているかもしれません。
体調改善するには調味料を変えるところから!
私が体調改善で大事にしているのは「とらない」ことです。
体に余計なものを取り込まないようにすることが、体調改善の近道だと思っています。
添加物
添加物は、国で使用を認められているもののネガティブな情報多く、自分の体に合っているか判断しにくいので、極力避けています。
ただ、この現代で完全な無添加生活は難しく、そればかりに気をとられてしまうと食事がつまらないものになってしまいます。←経験済み
毎日使う調味料を無添加のものに変えるところから、ゆっくり始めるとストレスが少なくて良いと思います。
余計な甘味料
甘味料とは、砂糖、果糖ブドウ糖液糖、人工甘味料(アスパルテーム、アセスルファム、スクラロース)などです。
体の中でタンパク質や脂肪が余分な糖と結びつくことを「糖化」と言います。
糖化の過程で発生する「AGEs(終末糖化産物)」が、肌の老化や病気の引き金になっていることが分かっています。
また、果糖ブドウ糖液糖は糖化を加速させることが分かっており、人工甘味料は発がん性があるという研究もあります。
砂糖を含む甘味料はとりすぎないように注意しましょう。
添加物入りばかり!?パッケージ裏の原材料表示を見てみよう!
普段使っている調味料は何で作られているかご存じですか?
例えば、醤油は「大豆・小麦・塩」が基本の原材料となっています。皆さんの台所にある醤油はとうでしょう。次のようなものが入っていませんか?
- アミノ酸
- カラメル色素
- 甘味料(サッカリンNa)
- 保存料(パラオキシ安息香酸)
- アルコール など
これらは添加物で、JAS規格で使用が認められているものです。JAS規格とは、日本の国家規格で、品質の基準を満たすことの証明となるものです。
認められているとはいえ、たくさんの種類の添加物が入っていることに驚きますよね。
スーパーに陳列されている商品を見ると、ほぼすべてに添加物が入っています。また、安い商品ほど添加物が多い印象もあります。
商品を購入する際には、パッケージ裏の原材料表示を見るようにしましょう。
私が基準にしている調味料の選び方をご紹介します。
体にいい調味料の選び方
調味料は突き詰めれば奥が深く、上を見ればきりがありません。ここでは、最低限守りたいポイントを紹介します。
- 原材料がシンプル
- ミネラル豊富
- 添加物、余計な甘味料が入っていない
砂糖
上白糖、グラニュー糖、三温糖、黒砂糖、きび砂糖、てんさい糖、…原材料と製法によって様々な色や形の砂糖が作られています。
その中でも、白色の砂糖や三温糖は、精製する段階でミネラルを失っているので選びません。
黒砂糖、きび糖、てんさい糖などは、ミネラルが豊富です。砂糖の代わりとしてハチミツ、甘酒、アガベシロップを使用することもあります。
ミネラル豊富でも、糖分であることにかわりありませんので、摂りすぎには注意しましょう。
- 精白されたものは選ばない
- とりすぎに注意
塩
塩は天然塩と精製塩の大きく二つに分かれます。
工程 | 食塩相当量 | ミネラル | |
天然塩 | 天日・平釜 | 85〜90%前後のものが多い | マグネシウム カルシウム カリウム |
精製塩 | イオン膜・立釜など | 99.5% | なし |
どのようにして作られたかはパッケージ裏の工程に書かれています。工程は様々で分かりにくいのですが、天日・平釜と書かれているものを選ぶといいでしょう。
添加物が入っている塩もあるので、注意が必要です。
- 工程が天日・平釜
- 添加物が入っていない
- 栄養成分にミネラルが入っているもの
酢
酢は発酵食品で、調理によく使う米酢の原材料は「米」のみです。
簡単に説明すると、米から麹の力で酒をつくり、酵母、酢酸菌で酢に変えていきます。それぞれの工程で発酵に数カ月かかります。
しっかり作ると1年ほど時間がかかりますが、それだけ栄養価も高く、まろやかで美味しいお酢になります。
発酵時間を短くするためにアルコール等を使用しているものが多く、酸味が強くきつい印象になるため、添加物や甘味料で味を調整しているものもあります。
米だけで作られているものは「純米酢」と書かれています。
料理の味付けが簡単な「調味酢」は、砂糖や塩、添加物で調味しているので、おすすめしません。
- 普段使いは純米酢がおすすめ 原材料:米(国産)
- 純〇〇酢を選ぶ(純りんご酢など)
- 添加物が入っていない
- 余計な甘味料が入っていない
醤油
酢と同様、発酵食品です。スーパーで見つけるのが一番難しいのが醤油です。
発酵時間を短縮するため、添加物でうまみや色を補っているものもあります。
原材料の大豆も、丸ごとではなく、油を取り除いた脱脂加工大豆を使用しているものもあります。
油を取り除く際に薬品が使われている可能性があるので、原材料は「丸大豆」と書かれたものがいいでしょう。
- 原材料:丸大豆(国産)、小麦、塩
- 添加物が入っていない
- 余計な甘味料が入ってない
味噌
味噌も発酵食品です。
原材料は大豆、米または米麹、塩です。麹は麦を使っているもののあります。
じっくり発酵させた味噌にはうまみや甘みがありますが、醤油同様、発酵時間が短いものは添加物で調味されています。
原材料表示でよく見かけるのが「酒精」、「アルコール」です。
味噌の発酵を止めるための添加物で、原材料として遺伝子組み換えのトウモロコシを使われている場合が多いので、これらが入っていないものを選びます。
- 原材料:大豆(国産)、米または米麹、塩
- 添加物が入っていない
みりん
本みりん、みりん風調味料、発酵調味料などがあります。
本みりんの原材料は、もち米、米麹、焼酎です。
本みりんと書かれているものでも、焼酎の代わりに醸造アルコールが使用されているものもあります。発酵を早め短期間で作るためです。甘みが少ないため、甘味料を足しているものが多いです。
みりん風調味料や発酵調味料は、原材料表示に米や米麹のほかに、糖類、調味料、酸味料、アルコールなどと書かれています。発酵による甘みやうまみはなく、人工的に調味したものです。
みりんと一口に言っても、この3種類の味わいは大きく異なり、味・栄養ともに優れているのは本みりんです。さらに、醸造アルコールではなく焼酎を使っているものを選びたいですね。
- 原材料:もち米、米麹、焼酎
- 添加物が入っていない
- 余計な甘味料が入っていない
料理酒
料理酒も発酵食品で、原材料は、米と米麹のみです。
純米酒となるため、酒税法の「酒類」に該当し、その分価格も高くなります。
価格を抑えるために、塩分を加えて「酒類」の規定から外したり、発酵時間を短くするために添加物を使用している商品が多いです。
- 原材料:米、米麹
- 添加物が入っていない
- 余計な糖質が入っていない
無添加は高価?お買い得?
無添加の調味料は、添加物入りのものと比べると高いです。特に醤油やみりん、料理酒は倍の値段になります。
買うのを躊躇してしまいますが、それだけの価値はあると思います。
食費はトントン
以前は、原材料や添加物のことも知らずにとにかく安いものを選んでいたので、最初は買うのに勇気がいりました(笑)
ただ、トータルで食費はあまり上がりませんでした。
同じような目線で買い物をすると、ほぼ添加物だけで作られているスナック菓子やジュースなどもたくさんあることに気づき、そういったものを買わなくなった分で賄うことができていたようです。
調味料だけに焦点を当てると、価格が非常に高くて残念な気持ちになりますが、食費をトータルで見るとそこまで大きな影響はありません。
料理がとにかく美味しく作れる!
調味料を変えて一番驚いたのは、「料理がおいしくなった」ことです。
シンプルな料理ほど調味料のうまみがダイレクトに伝わってくるので、簡単な料理でも十分満足できます。
腕が上がったのかと勘違いするほど、簡単にワンランク上の料理を作ることができます。
調味料を組み合わせれば、ポン酢、すし酢、ドレッシングなど美味しく作ることができます。
意識が変わると食が変わる!
調味料選びの基準が身についてくると、他の食品への意識も自然と変わってきます。
パッケージ裏の原材料表を見るクセがつき、どのように作られているのか想像するようになります。
そうなると、添加物ばかりのお菓子やジュースにお金を出すのが惜しくなってきて、食生活全体が改善していきます。
毎日の小さな積み重ねで、少しずつ体調がよくなっていきます。
まとめ:毎日使う調味料だからこそ本物を使いたい
砂糖や塩はミネラル豊富なもの、酢・醤油・味噌・みりん・料理酒はしっかり発酵させて作られているものを選びましょう。
- 原材料がシンプル
- ミネラル豊富
- 添加物、余計な糖質が入っていない
金額面では高いと感じるかもしれませんが、毎日使っても意外と持ちますし、料理も格段に美味しくなります。
スーパーでお気に入りのものを見つけるまでが大変ですが、一度見つけてしまえばあとは続けるのみです。
調味料本来のミネラル、発酵食品の豊かな風味や栄養成分を存分に楽しみながら体調改善しましょう。
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