酒さの症状がなかなか良くならず、私は1年8か月もの間、通院を続けていました。
でもあるとき、「薬に頼るだけでは、もう限界かもしれない」と思うようになったんです。
そして、通院をやめる決断をしました。
食事やスキンケア、生活習慣を見直して、根本から肌と向き合ってみようと決めたのです。
でも――当然ながら、すぐに効果が出るわけではありませんでした。
今回は、そんな「変化が見えない時期」にどうやってモチベーションを保っていたのか、私の体験をお話しします。
Q:薬をやめてみたいけど、悪化が怖い。実際どうだった?
Q:生活を整えてるのに、全然変化がない・・・このままでいいの?
Q:効果が出るまで、どうやってモチベーションを保った?
A:
「このまま続けても意味があるのかな…」と不安になったこと、何度もあります。
でも少しずつ、肌も心も、ちゃんと変わっていきました。
この記事では、そんな【変化が見えにくい時期】をどう乗り越えたのか、私のリアルな体験をもとにお話しします。
通院をやめる決断。そこにあった葛藤
通院をやめるというのは、私にとってとても勇気のいる決断でした。
薬を使っていたからこそ、一時的に赤みが引いたり、症状が落ち着いたりすることもありました。
だからこそ、やめたことで一気に悪化するんじゃないか――
その不安は、正直かなり大きかったです。
でも実際は、薬で一時的に良くなっても、すぐぶり返して、前よりひどくなる…
そんなことを何度も繰り返していました。
「このまま薬に頼り続けるのはもうイヤだ」
心の底からそう思ったのです。
結果的に、私の場合は通院(=薬)をやめたことで、肌がさらに悪化することはありませんでした。
というより、すでに最悪の状態だったのかもしれません(笑)
そんなギリギリの状況だったからこそ、「今度こそ、自分の肌とちゃんと向き合いたい」
そう強く思ったのを覚えています。
見直しを始めても、すぐには変わらなかった
通院をやめたあと、私は「食事」「スキンケア」「生活」を見直し始めました。
- 食事では、添加物を減らしたり、腸内環境を意識したり
- スキンケアは、肌の力を育てる方法にシフト
- 生活も、リズムを整えてストレスをなるべく減らすように
自分なりに、いろいろ試していました。
でも、始めて1週間、2週間、3週間……
目に見える変化は、なかなか現れなかったのです。
「本当にこれで合ってるのかな」
「やっぱり、通院を続けていたほうがよかったのかも…」
そんなふうに思う日も、何度もありました。
それでも続けられた、3つの工夫
それでも私が続けてこられたのは、いくつかの小さな工夫があったからです。
① 毎日観察して、小さな変化に気づく
鏡を見るのは嫌でしたが、意識的に肌を観察するようにしました。
赤みの強さ、乾燥具合、ブツブツの状態――ほんのわずかな変化にも目を向けるように。
すると、「前より少し良くなってるかも」と感じる瞬間が、ほんの少しずつ増えていきました。
もちろん、一歩進んで二歩下がるような日もありましたが、それでOK。
肌の回復は本当にゆっくり。
でも確実に、変わっていきます。
② 肌以外の“心地よさ”に意識を向ける
肌のことばかり気にしていると、変わらない現実に落ち込んでしまいます。
だから私は、肌以外の「気持ちいいこと」に目を向けるようにしました。
たとえば…
- 朝の風が気持ちよかった
- 美味しいものを食べてホッとした
- 部屋を片付けてスッキリした
そんな小さな“心地よさ”を味わうだけで、気分が前向きになります。
これは本当に効果絶大でした。ストレスはお肌の敵ですからね(笑)
③ 完璧じゃなくていい、と自分に言い聞かせる
「今日は夜ふかししちゃった…」
「つい甘いものを食べすぎた…」
そんな日も、もちろんありました。
でも、「全部ダメになったわけじゃない」と思えるようにしたら、すごく気がラクになったんです。
続けることが目的だから、完璧じゃなくても合格。
そう思えるようになってから、気持ちが前向きに変わりました。
あの頃の自分に伝えたいこと
もし、あのときの自分に声をかけられるなら、こう言いたいです。
「焦らなくて大丈夫。ちゃんと変わってるよ」
変化はゆっくりだけど、確実に積み重なっていく。
その積み重ねが、やがて大きな変化になる日が来ます。
今、通院をやめて自分と向き合う道を選んだあの頃の自分に、心から「ありがとう」と言いたいです。
おわりに
酒さのケアは、どうしても時間がかかります。
すぐによくなる方法がないからこそ、自分を信じることがいちばん大切でした。
もし今、同じように「変化がない」と悩んでいる方がいたら――
この記事が、少しでも励みになれば嬉しいです。
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