酒さと診断されてから、私は1年8ヶ月、皮膚科に通っていました。
それでも良くならず、最後にたどり着いたのが肌断食(しないスキンケア)でした。
「酒さに肌断食なんて、逆に悪化しない?」
始める前の私も、そう思っていました。
この記事では、皮膚科をやめて肌断食を選んだ理由と、そこから赤みとブツブツがどう変化していったかを、私の実体験で正直にお伝えします。
Q:酒さに肌断食って、本当に効くの?悪化しない?
Q:肌断食を始めてから、どんなふうに変わっていったの?
Q:どのくらいの期間で落ち着いた?
A:
あくまで私の場合ですが、肌断食で悪化はしませんでした(むしろ、始めた時が一番ひどい状態でした)。最初は強烈な乾燥、次に皮むけ、しばらく停滞…と段階を経て、マグネシウム化粧水に出会った頃からブツブツが減り始めました。うっすら赤みが残る程度まで落ち着くのに、2年ほどかかっています。肌断食だけでなく、食事や生活習慣も同時に変えた相乗効果だと思っています。
皮膚科に通っていた頃|薬をやめると、ぶり返す
酒さと診断された日、処方されたのは漢方薬(ツムラ桂枝茯苓丸加よく苡仁エキス顆粒)と、悪化時に飲む抗生物質(ビブラマイシン錠)でした。
薬を飲んだ数日は赤みがやや引いて「効いてるかも」と思う瞬間もありました。
でも、それは一時的。
薬が終わるとすぐにぶり返し、真面目に飲み続けても、片側だけだった赤みは両頬に広がり、肌はガサガサ、ブツブツも頬全体に。
化粧もできない状態になっていきました。
医師からは「体質だから」「ストレスもありますね」という説明だけ。
根本的に良くなる道筋は見えず、「このまま一生、薬を使い続けるのかな」と立ち止まったんです。
※これは私自身の経験です。通院や治療を否定するものではありません。今つらい方は、まず皮膚科で相談してくださいね。
皮膚科をやめて、肌断食を選んだ理由
そんなとき、「肌断食」という言葉に出会いました。
スキンケアを一切やめて、肌が本来もっている力を取り戻そうという考え方です。
「肌を甘やかす」のではなく、「肌を信じる」。
今まで色々な化粧水を試しても良くならなかった私には、この発想がストンと腑に落ちました。
半信半疑でしたが、もうこれしか試すものが残っていない――最後の手段として、病院をやめて肌断食に踏み出しました。
酒さの人が肌断食を始めるとき|最初の敵は「乾燥」
ここは、酒さの方に特に読んでほしいところです。
酒さの症状は、程度によってさまざまです。
頬が赤いだけの方、赤み+ブツブツの方、赤み+ブツブツ+ガサガサの方……。
特にガサガサしている方は、強めの保湿クリームを使っていませんか?
これは、私がたどってきた道です。
化粧水・クリーム・オイル、どうにかしたくて、あれこれ塗っていました。
でも、見た目からも分かるように、その頃の肌はだいぶ弱っていました。
ということは、自分で潤う力も、相当落ちていたのかもしれません。
肌断食は、お湯洗い→ノー化粧水で過ごします。
だから最初は、ものすごい乾燥が襲ってきます。
居ても立ってもいられないほどの乾燥。
これが最初の敵です。
ただ、ひとつお伝えしたいのは――私は肌断食を始めた時が、一番肌の状態が悪かったということ。
だからこそ、「肌断食をしたせいで悪化した」ということは、私にはありませんでした。
肌断食のやり方はこちらにまとめています▼
しないスキンケアQ&A|実践まとめと、よくある疑問に全部答えます
肌断食で、酒さはどう変化していったか
一番知りたいのは、ここだと思います。
私の2年間の変化を、時系列でお伝えします。
① 皮むけが始まった
今まで色々な化粧水を試しても、良くも悪くもならない日々でした。
それが肌断食を始めてから、皮がポロポロ落ちてくるという変化が起きたんです。
驚きましたが、久々の”変化”に、正直うれしかった。
「肌が動き始めたのかも」と、期待がふくらみました。
② 乾燥が、少しずつ和らいだ
最初の冬はヒリヒリと粉吹きが続きましたが、皮むけが落ち着くころから、乾燥のつらい時間が少しずつ短くなっていきました。
③ ブツブツは、なかなか消えなかった(停滞期)
乾燥には慣れてきても、肝心の繰り返すブツブツと濃い赤みは、しばらく停滞しました。
正直、この時期が一番「効いているのかな」と不安でした。
ブツブツは出ては消え、また出て……の繰り返し。
「やっぱりダメなのかな」と心が折れそうになったことも、一度や二度ではありません。
それでも、皮むけという”変化”を一度見ていたので、「肌はちゃんと動いている」と自分に言い聞かせて、淡々と続けました。
今振り返ると、この停滞期を越えられるかどうかが、大きな分かれ道だったと思います。
④ マグネシウム化粧水で、ブツブツが減り始めた
ブツブツがなかなか改善しないので、途中からマグネシウム化粧水を試しました。
保湿力はほぼありませんが、炎症を抑える手ごたえを感じ、数カ月でブツブツが少しずつ減っていったんです。
ここからは、比較的早かった気がします。
作り方はこちら▼
安くて簡単!マグネシウム化粧水の作り方|分量・混ぜ方・顔への使い方まで
⑤ 2年ほどで、落ち着いた
うっすら赤みが残る程度まで落ち着き、肌も滑らかになるまで、2年ほどかかりました。
今では、酒さになる前よりきれいなくらいです。
ひとつ正直にお伝えすると、これは肌断食”だけ”の成果ではありません。
同時に、発酵食品や野菜中心の食事に変え、白砂糖や小麦を控え、腸を整え、睡眠やストレスケアにも取り組みました。
きっと、その相乗効果で2年で回復できたのだと思っています。
酒さになるまでの経過(初期サイン)はこちらに詳しく書いています▼
見逃していた初期サイン|酒さが悪化するまでの経過を公開
「2年」と聞いて、やめようと思った方へ
「2年もかかるの?」「生活まで変えるの?」
そう聞いて、やめようかなと思った方もいるかもしれません。
でも、考えてみてください。
今動かなければ、2年後も酒さに悩んだままかもしれません。
だったら、始めてみませんか。
実際に回復した方法が、ここにあるのですから。
特別なことはしていません。
肌断食という”しないスキンケア”を、淡々と続けるだけ。
ただ、生活するだけです。
お金もかかりませんし、やってみて損はないと思います。
私も、悩みながら、時には「もう嫌だ」と思いながら、ここまで来ました。
というより――もう、この手しかなかったんです。
やるしかなかった。
つらくなったら、困ったら、またこのブログに戻ってきてください。
何かヒントが見つかるかもしれません。
おわりに|肌は、きっと応えてくれる
肌は、手をかけすぎず、でも無視もせず、やさしく見守ることが大切なんだと、今では思っています。
今つらい思いをしているあなたの心に、この体験がほんの少しでも灯りをともせたら、うれしいです。


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