甘いものがやめられない私を変えた3つの工夫

ナッツやおから蒸しパンなど、スマートスナックとしてのヘルシーなおやつのイメージ写真 食で整える
「我慢しないおやつ」で自然に甘いものから卒業!

「甘いものをやめたいけど、どうしても我慢できない…」

そんなふうに悩んでいませんか?

  • 食べた直後は幸せ、でもあとで罪悪感
  • 甘いものがないと落ち着かない
  • 肌や体調が気になっているけど、やめられない

私も、まさにそんな状態でした。

以前の私は、毎日のように甘いお菓子を食べ、コーヒーや紅茶には必ず砂糖を入れるのが当たり前。甘いものを食べるとほっとする、でもしばらくするとまた欲しくなる…。それは「好きだから」ではなく、もしかすると“依存”だったのかもしれません。

けれど今では、無理に我慢しなくても、自然と甘いものを欲しなくなったんです。

今回は、そんな私がどうやって「甘いものをやめられたのか」、その実体験と3つの工夫をお伝えします。

甘いものをやめたいと思っている方や、肌・体の不調に悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

なぜ甘いものをやめたいと思ったのか

きっかけは、肌の炎症や体のだるさ、不安定な気分などの慢性的な不調でした。特に「酒さ(皮膚が赤く炎症を起こす慢性疾患)」と診断されたことが大きな転機に。

スキンケアだけではなく、体の内側、つまり腸内環境や食生活の改善が必要だと痛感したんです。

その過程でファスティングについて学び、精白された砂糖が腸や脳、肌にまで悪影響を与えることを知りました。食べた後の幸福感と裏腹に、2〜3時間後には気分の落ち込みやだるさを感じていたのは、血糖値の乱高下が原因だったのかもしれないと気づいたんです。

腸と脳、腸と肌はつながっている。腸内環境が乱れると、肌荒れや気分の浮き沈みにも影響する。この学びを通じて、「砂糖を減らす=自分を整えること」だと感じるようになりました。

でも、甘いものには強い依存性があり、ただ「やめよう」と思っても難しいのが現実です。

だから私は、「無理せず甘いものを手放す工夫」をいろいろ試してみました。そしてたどり着いたのが、次の3つです。

我慢せずに甘いものをやめられた3つの工夫

1. 精製された砂糖からラカントSに変えて血糖値の乱高下を防ぐ

まず手始めに、コーヒーや紅茶、お菓子作りに使う砂糖を白砂糖からラカントSに切り替えました。

ラカントSは天然由来の低カロリー甘味料で、砂糖と同じ分量で同じ甘さになるため、レシピの分量を再計算する必要がないのが便利でした。

ただし、白砂糖と比べると甘さが少しぼんやりしていて、最初は物足りなさを感じるかもしれません。でも、しばらく使っていると次第に慣れて、むしろ自然な甘さが心地よくなってきます。

失敗例としては、生クリームに使ったときはうまく合わず、風味に違和感が出てしまいました。すべての用途に万能ではないことも知っておくとよいかもしれません。

2. 砂糖+小麦のスイーツを手作りにすることで自然と頻度が減る

甘いものがどうしてもやめられなかった私は、市販のスイーツを減らし、ラカントSと米粉・オーツ麦・おからなどを使ったお菓子を自分で作るようにしました。

最初は新しいレシピを試すのが楽しくて、頻繁に作っていましたが、次第に「作るのが面倒」と思うように(笑)。その結果、スイーツの摂取頻度が自然と減っていったんです。

この「面倒さ」が逆に良い方向に働きました。

3. おやつをスマートスナッキングに切り替えて栄養も満たす

「おやつ=甘いもの」という思い込みを捨てて、ナッツやゆで卵、ふかし芋、果物など、栄養価の高い食品を取り入れるようにしました。

これは“スマートスナッキング”と呼ばれ、足りない栄養を補いながら満足感も得られる、おすすめの方法です。

食欲というより「もぐもぐしたい欲求」が満たされると、甘いものでなくても満足できることに気づきました。

甘いものを減らして得られた変化

甘くないおやつでも満足できたことで、私は大きな気づきを得ました。

「私、ただ食べたかっただけなんだ」

噛むことや食べる行為そのものに安心感を求めていたんですね。

スマートスナッキングは、その欲求を満たしながら栄養も補える最強の方法でした。

  • 食べることへの罪悪感がない
  • 栄養補給しているという安心感
  • 甘いものから自然と離れられているという自信

そして、コーヒーや紅茶にも砂糖を入れなくなり、豆の風味や茶葉本来の味を楽しめるようになりました。

むしろ今では、以前大好きだったスイーツが「甘すぎて苦手」と感じるようになったほど。味覚が変わってきたのだと思います。

甘いものがやめられずに悩んでいる方へ

甘いものをいきなり完全にやめようとすると、反動で余計に欲しくなってしまいます

私も最初は「もう一生食べられないの?」と不安になったこともありました。でも、「少しずつでいい」「我慢しなくていい」と自分に言い聞かせ、小さな工夫を重ねたことで、“我慢しない自由”を手に入れられました。

甘いものをやめること=苦しいガマン、ではありません。

あなた自身の体と心が喜ぶ選択を少しずつ積み重ねていけば、自然と甘いものから離れられます。

この記事が、あなたなりの「自由な食べ方」を見つけるヒントになれば嬉しいです。


次回は、私が実際に作っていた“ラカントSを使ったおやつ”の簡単レシピをご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

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