シャンプーやめたいけどやめられない?お湯シャン生活の私が伝えたいこと

お湯シャンをしている女性のイメージ、自然なヘアケアを表現した写真 肌を育てるケア
シャンプーを使わずにお湯だけで洗う「お湯シャン」のリアルな体験談とコツ

※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。あらかじめご了承ください。

私がお湯シャン(湯シャン)を始めたきっかけは、“酒さ”という皮膚疾患でした。肌の改善を目指して始めたのが、スキンケアを見直す「肌断食」。肌に何も塗らず、ぬるま湯だけで洗うというケア方法です。

その中で、ふと気づいたのが「顔とつながっている頭皮のケアも見直すべきでは?」ということ。頭皮も同じ皮膚です。ならば、毎日のシャンプーも見直そうと思い、「お湯シャン(シャンプーを使わずにお湯だけで洗髪する方法)」に切り替える決意をしました。

実は私、酒さを発症して間もなく、それまで普通に通っていた美容院でのヘアカラーに突然かぶれてしまったんです。「もう私の頭皮は限界なんだ」と直感しました。どんなものでも刺激になる可能性があると気づいたのです。

お湯シャンを始めるなんて、以前の私では絶対に考えられませんでした。長年信じてきた「清潔=シャンプー」という常識が、完全にひっくり返るのですから。でも、どんなケアをしても改善しなかった私の肌にとって、最後にたどり着いた希望がこの「お湯シャン」だったのです。

しかも、始めてみると良いことだらけでした。
お金もかからないし、もし合わなければまたシャンプーに戻せばいいという気持ちで“実験”感覚で始めました。

でも実際に続けていくと、髪にツヤとコシが戻り、頭皮も健康になっていきました。そして何より、生活がとても自由になったんです。温泉や旅行でも「備え付けのシャンプーが合わなかったらどうしよう」と悩むこともなくなり、重たいシャンプーを買い続ける必要もなし。

お湯シャンは「続けるほどに自由になる」ケア方法。
私にとっては、髪も肌も、そして生活のストレスまでも軽くしてくれる方法でした。

こんなお悩みの方へ

Q:シャンプーを使わないと、ベタついたり臭ったりしないの?
Q:髪や頭皮に本当にいいの?抜け毛とか悪化しない?
Q:そもそも湯シャンって、どう始めればいいの?

A:
私も最初は「シャンプーをやめるなんて無理!」と思っていました。
最初はベタつきや違和感もありましたが、コツを掴めば驚くほど快適になりました。
この記事では、私が実際に試したステップや、湯シャンを続けられる工夫をまとめています。頭皮や髪のトラブルに悩む方にとって、選択肢のひとつになればうれしいです。

お湯シャンとは?なぜ注目されているのか

お湯シャンとは、その名の通り、シャンプーやリンスを使わず、お湯だけで頭皮と髪を洗う方法です。

私自身は、「酒さ」という皮膚疾患をきっかけにお湯シャンを始めましたが、以下のようなお悩みを持つ方には、特におすすめしたいと感じています。

お湯シャンがおすすめな方

  • シャンプーが合わず、フケやかゆみに悩んでいる方
  • 頭皮に炎症やかぶれが出やすい敏感肌の方
  • 洗髪時に顔に泡がついて肌が荒れる方(特に皮膚疾患がある場合)
  • できるだけ肌に不要な成分を使いたくないと考えている方
  • 界面活性剤や添加物に敏感な体質の方

どんなに気をつけていても、シャンプーの泡やすすぎ残しが顔や首まわりに触れてしまうことってありますよね。それが知らず知らずのうちに刺激になっていることもあります。

また、一般的なシャンプーには、洗浄力の強い界面活性剤が含まれています。これが、以下のようなリスクを引き起こす場合もあります。

シャンプーの洗浄成分が引き起こすリスク

  • 頭皮の必要な皮脂まで根こそぎ落とす
  • 結果的に、乾燥や皮脂の過剰分泌、かゆみの原因になる
  • 肌のバリア機能が弱くなり、炎症を起こしやすくなる

さらに、頭皮は他の部位に比べて皮膚が薄く、経皮吸収率が高いとも言われています

※ 一部では、頭皮は経皮吸収率が高いとされ、化学物質の影響を受けやすいという見解もあります。ただし、現在のところ明確な科学的根拠や統一された見解は出ていません。あくまで「気になる方は注意する」という意識が大切です。

実際どうなの?お湯シャンのメリットとデメリット

お湯シャンに対して「本当に洗えてるの?」「におわないの?」と不安を感じている方も多いかと思います。

そこでここでは、実際にお湯シャン生活を続けて感じたメリットとデメリットを、正直にお伝えします。

お湯シャンのメリット

私が感じている最大のメリットは、「自由になった」という感覚です。
具体的には、以下のような点で解放されました。

✅ シャンプーに縛られない自由

  • 「このシャンプーは合う?合わない?」と悩まなくて済む
  • シャンプーの買い物やストック管理から解放された
  • 温泉や銭湯、旅行先でも備え付けのシャンプーがなくてもOK
  • お金がかからない(これは地味に嬉しい!)

✅ 頭皮が自分で皮脂バランスを整えるようになった

以前は、少しでもシャンプーをしない日があると、
・頭がベタつく
・かゆい
・不快感MAX

という状態でしたが、今では…

  • 入浴できない日があっても頭皮が自然な状態を保ってくれる
  • かゆみや不快感がなくなった
  • 洗いすぎないことで、健やかな頭皮環境が整ってきた

✅ 髪に艶とコシが戻ってきた!

これは完全に予想外だったのですが、
お湯シャンを続けていたら…

  • 髪のボリュームが出てきた
  • ツヤ感が戻り、髪がしっかりしてきた
  • 「あれ?ちょっと若返った?」と自分で思うほど(笑)

髪に関してはまさに「副産物」でしたが、これは大きな喜びです。


お湯シャンのデメリット(感じたこと・注意点)

正直に言うと、大きなデメリットはあまり感じていません。
ですが、以下の点は事前に知っておいた方がいい注意点です。

⚠ 整髪料の選び方に注意が必要

  • 市販のヘアワックスやスプレーは、お湯だけでは落ちません
  • どうしても使いたい場合は、天然素材ベースのワックスなどを選ぶと安心です

 👉 私のおすすめは「プロダクト」というメーカーのナチュラルスタイリング剤。天然成分だけでできていて、お湯でも比較的落としやすいです。
(※ 私自身は基本的にスタイリング剤は使っていません)

⚠ 移行期(脱シャンプー期)がキツい

お湯シャンを始めてすぐにスッキリ爽快…とはなりません。
特に最初の一か月は、

  • 皮脂の分泌量が多く、髪や頭皮がベタつく
  • においが気になるかも
  • 周囲に気づかれないかちょっと心配になる

など、「本当にこれで大丈夫?」という時期があります。

でもこれは、頭皮が「皮脂を出す」モードから「調整する」モードに切り替わるまでの一時的な状態。
時間とともに落ち着いてくるので、この時期をどう乗り切るかが、お湯シャンのポイントになります。

お湯シャンを始める前に知っておきたいこと

湯シャンで失敗する人の多くは、「初日で心が折れる」ことです。
実は、私もその一人でした。
慣れないベタつきや違和感に、「やっぱり無理かも」と思ってしまうんですよね。

でも――
シャンプーに戻っても、悩みは改善されませんでした。
むしろ、何を使ってもダメだったからこそ、最後にたどり着いたのが「お湯だけで洗う」というシンプルな方法だったんです。


✔ 湯シャン成功のコツは「段階的に進めること」

いきなりシャンプーもリンスもやめるのは、ハードルが高すぎます。
湯シャンを成功させる最大のコツは、少しずつ慣らしていくこと

おすすめのステップは以下の通りです:

  • 最初は「1日おき」にシャンプー
  • 次に「2日おき」「3日おき」と、間隔を少しずつ延ばしていく
  • 最終的に、お湯だけで快適に過ごせるようになる

この「移行期間」をしっかり作ることで、頭皮も自分の力で油分を調整できるようになります。


✔ なぜベタつく?理由は「頭皮ががんばってるから」

シャンプーを使っていると、界面活性剤で油分が強制的にオフされます。
すると頭皮は「油が足りない!」と感じ、どんどん皮脂を分泌して補おうとするのです。

これが、湯シャン初期に「ベタつく」最大の理由。
でもこれは、頭皮が正常に反応している証拠でもあります。
人間の体って本当にすごいですよね。自分でバランスをとろうとする、本来の治癒力が働いているんです。


✔ 大切なのは「焦らない」こと

湯シャンは、速効性のあるテクニックではありません。
でも、ゆっくりと自分のペースで続けていくことで、頭皮や髪が本来の力を取り戻してくれます。

焦らず、比べず、自分の体と向き合ってみてください。

初期のうちは「におい」や「ベタつき」が気になる方もいると思いますが、安心してください。
実際に私が試して効果のあった解消法については、別記事で詳しくご紹介しています。

実際に私がどうやって湯シャンを成功させたか?

ここまで、お湯シャンの基礎や始め方についてご紹介してきましたが、
「実際にどんな経過をたどって、どうやって成功したのか?」という体験談が、
一番気になる方も多いのではないでしょうか。

私自身、最初はにおいやベタつきに悩みましたし、
「これ本当に続けて大丈夫?」と不安になることもありました
ですが、ある工夫をすることで、お湯シャンが生活の一部になり、
今では何の違和感もなく快適に続けられています。

  • 最初の1か月で感じた変化
  • ベタつきやにおいへの対策法
  • 周囲の反応や家族の声
  • 髪質・頭皮・肌に出た意外な効果
  • 「これは失敗だった…」という落とし穴

こうしたリアルな経過や気づきについては、
NOTEにて体験談を詳しくまとめています。

💡肌が弱い方、シャンプーが合わない方、湯シャンをやってみたいけど迷っている方へ。
実践的なヒントがきっと見つかるはずです。

▶︎ 【NOTE記事】
  頭皮だって皮膚だから。肌断食から始まった“お湯シャン生活”
  【脱シャンプー完全ガイド】皮膚トラブルを乗り越えた私の「お湯シャン成功マニュアル」


まとめ:肌を休ませるシンプルな方法としてのお湯シャン

お湯シャンは、ただの「流行」や「ナチュラル志向」ではなく、
本当に肌や体の声に耳を傾けるためのシンプルで力強い選択肢です。

私自身がそうだったように、
肌に悩みを抱えている方ほど、
本来の自分の肌・頭皮の力を取り戻すために、
この方法が大きな助けになる可能性があります。

もちろん、万人に合う方法ではありませんし、
最初は少し勇気が要ることかもしれません。
ですが、続けるうちに少しずつ体が変化し、
それに合わせて心も自由になっていく――
そんな感覚を、あなたにも感じてもらえたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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酒さ改善について、より深く綴ったnoteもあります。
👉 note 酒さから学んだ私の暮らし|ひとみんの記録

日々の気づきはXでも気ままに発信中です。よろしければ、のぞいてみてくださいね。
👉 X ゆる肌メモ|暮らしと気づき

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