酒さ発症前の私の食生活を振り返って~あの頃は気づけなかった…体の声を無視した食習慣~

パンや甘いスイーツが並ぶ食卓 心と体の回復記録
好きなものばかり選んでいた、あの頃の食生活。

私は昔から、食べることが大好きでした。
とくに甘いものやパン、チーズがのった熱々のピザやクリームたっぷりのケーキ…。
疲れた日も、うれしい日も、「おいしいもの」があるだけで一日が満たされる。
そんなふうに、好きなときに好きなものを食べることが、私にとっての幸せのかたちでした。

本当は、「痩せたいな」と思っていたし、「もう少し健康的に…」なんて頭のどこかでは感じていたんです。
でも、お菓子もパンも外食もやめられなかった。
だって、それが毎日の楽しみだったから。

今になって振り返ると、
あの頃の私は「食べたいもの」と「本当に体が欲していたもの」を、ごっちゃにしていたのかもしれません。

こんなお悩みの方へ

Q:そんなに食生活が悪かったの?
Q:酒さ以外で何か不調は出ていた?
Q:食事と肌って関係あるの?

A:
当時の私は「自炊もしているし、野菜も食べているから大丈夫」と思っていました。でも今振り返ると、食生活は全然整っていなかった。そして、体にも肌以外の不調が出ていたんです。
この記事では、当時の食習慣や感じていた不調、そして食事を整えて初めて気づいたことについてお話ししています。

思い返すと、偏っていた食習慣

外食や肉料理に偏った日々

あの頃の食生活を改めて振り返ると、思っていた以上に偏っていたな…と感じます。
もともと料理が得意ではなかった私は、外食に頼ることも多く、手軽さや好みに合わせたメニューが日常になっていました。
家での食事も、家族の好みに合わせて肉料理ばかり。気づけば、魚や発酵食品はほとんど食べていなかったんです。

野菜も“いつもの野菜”だけ

野菜も1年中スーパーに並んでいるものばかりで、旬を意識したことがあまりありませんでした。
特にキノコ、海藻、根菜類、フルーツ、豆などは好き嫌いがあって避けてしまい、今思えば大事な食材を食べていなかったんだと気づきます。

洋食中心の朝ごはん

朝ごはんも典型的な洋食スタイル
白ごはんはあまり食べられず、トーストに牛乳、ヨーグルトという組み合わせが定番。
和食の朝ごはんなんて、旅行先の旅館くらいでしか縁がなかったと思います。

甘い飲み物が大好きだった

そして何より、甘い飲み物が大好きでした。
「甘ければ甘いほどおいしい!」と、ジュースやカフェ系ドリンクをしょっちゅう飲んでいました。
麦茶は飲んでいたけど、水を意識的に飲む習慣はまったくなし
「水っておいしくないし、そんなに必要?」くらいに思っていたほどです。


ふり返ってみて
今思えば、自分の好みや便利さを優先して、“体にとって必要なもの”が抜け落ちていたのかもしれません。
でも当時は、それが“普通のこと”として、何の疑いもなく続けていました。

食生活の乱れが、体に出始めたサイン

髪のパサつき、肌のざらつき

気づけば、髪がパサパサに
どんなトリートメントを使っても手触りは戻らず、粉のファンデーションが肌に乗らないという変化も感じていました。
それでも、「歳のせいかな」「乾燥してる季節だからかな」と、どこか他人事のように受け流していたんです。

旅行中に体調を崩す

旅先で、謎の胃痛や下痢に悩まされることが何度もありました。
「普段と違うものを食べたからかな」「疲れが出たのかも」と、いつもその場しのぎの理由をつけていましたが、
今思えば、胃腸が弱っていたサインだったのかもしれません。

風邪をひきやすく、長引く咳

風邪をひく回数も増え、毎年必ず風邪をひいては長引くのが定番に。
特に、咳が止まらなくなることが多く、治るのに何週間もかかっていました。
それでも「体力が落ちたのかな」と思うばかりで、根本的な原因を考えようとはしていませんでした。

イライラしやすくなった自分に気づく

そして何より、些細なことでイライラする自分がいました。
心にも余裕がなくなっていたのに、それすらも「仕事が忙しいから」「ストレスが多い環境だから」と、
すべてを年齢や環境のせいにしていたように思います。


それでも「自分の食生活が原因かも」とは思わなかった

体の不調や気分の不安定さがあっても、
当時の私はそれを「年齢のせい」「仕事のストレス」だと決めつけていました。
まさか、毎日食べているものが、体や心にこんなにも影響しているなんて、想像もしていなかったんです。

あの頃の食生活が教えてくれたこと

偏った食事が、腸内環境を悪化させていた?

偏った食事が、腸内環境を悪化させて当時の私は、明らかに栄養バランスを欠いた食生活をしていました。
甘いものやパンばかりで、発酵食品や食物繊維はほとんど摂れていない。
いま思えば、それが腸内環境の乱れにつながっていたのかもしれません。

腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、心とも深く関わっている臓器
腸内環境が悪くなると、イライラや不安感にも影響すると言われています。
だからあの頃の私は、ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラしたり、
心のゆとりをなくしていたのかもしれません。

「自分を甘やかしていた」のではなく…

振り返っても、私は好きなものを食べて楽しんでいただけ
決して「自分を甘やかしていた」「不健康を選んでいた」わけではありません。

ただきっと——
「体の声に気づけなかった」だけ。

それがわかるようになった今、
過去の自分を責める気持ちはなくなりました。
知らなかったからこそ、仕方なかったこと。
でも、気づいた今なら、変えていける

そんなふうに思えるようになったことが、
酒さ改善への一歩目だったのかもしれません。

まとめ:この経験が、気づきの第一歩に

酒さという症状を通して、私は初めて
食べることの意味」を見つめ直すようになりました。

それまでは「おいしい」「楽しい」だけで食べ物を選んでいましたが、
本当に大切なのは——
「それを食べて、自分の体がどう感じるか?」
という視点だと気づかされました。

日本の伝統的な食事が、体を整え健康を守る力を持っていることも知りました。
また、ビタミンやミネラルといった微量栄養素が、
肌や心、全身の機能にとってどれほど大切かも実感しました。

あのとき不調だったのは、知識がなかったから。
でも、気づいた今なら——
食べることで体と心を回復させていけると、そう思えるようになりました。

どんなに不調が続いていても、今から食生活を見直しても決して遅くはありません
体は必ず、あなたの選択に応えてくれます。

小さな一歩でも、自分を大切にする行動を積み重ねれば、
必ず変化が訪れます。

焦らず、自分のペースで。
あなたの体と心に寄り添う食べ方を、少しずつ見つけていきましょう。

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酒さ改善は「食で整える」ことから|私が試した7つの工夫【実践まとめ】

酒さ改善について、より深く綴ったnoteもあります。
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