酒さの症状が出始めた頃、私はひたすら原因を調べていました。
食事、スキンケア、腸内環境……。
そんな中でひとつ、気になるキーワードに出会いました。
それが「ビタミンEとビタミンC」の組み合わせです。
ビタミンCと一緒に摂ると抗酸化効果が相乗的にアップする、という情報を知ったのがきっかけでした。
そこからビタミンEを調べていくうちに、もうひとつの顔が見えてきました。
女性の体に深く関わるビタミンだということです。
冷え性、ホルモンバランス、更年期……。
私は当時46歳で、酒さの原因を探る中で「年齢的なもの、ホルモンバランスが関係しているのでは」とも感じていました。
そんな中でビタミンEの存在を知り、試してみることにしたのです。
Q:ビタミンEって肌にどう関係しているの?
Q:「女性のビタミン」と呼ばれる理由は?
Q:ビタミンCと一緒に摂るのはなぜ?
Q:天然と合成、どちらを選べばいい?
Q:食事だけで摂れる?
A:
ビタミンEは、強力な抗酸化作用・血行促進・ホルモンバランスの調整という3つの働きを持つ脂溶性ビタミンです。
名前の由来そのものに「子どもを産む力を与える」という意味が込められており、古くから女性との関わりが深い栄養素です。
ビタミンCと組み合わせることで抗酸化力が大幅にアップするなど、一緒に摂る相手によって効果が変わるのも特徴です。
ビタミンEが「女性のビタミン」と呼ばれる理由
ビタミンEの正式名称は「トコフェロール(Tocopherol)」。
この名前には、ギリシャ語で「子どもを産む(tocos)+力を与える(phero)」という意味が込められています。
つまりビタミンEは、名前そのものに生殖・妊娠との深い関わりが刻まれている栄養素なんです。
実際に、ビタミンEは1920〜1930年代に不妊のネズミの実験によって発見されました。
ビタミンEが不足すると生殖機能に影響が出ることがわかり、その働きから「女性のビタミン」とも呼ばれるようになりました。
現代では抗酸化作用の方が注目されていますが、女性の体との関わりは今も変わらず深く、次のような働きが知られています。
🌸 ホルモンバランスを整える
ビタミンEにはホルモン分泌を調整する働きがあり、月経不順や更年期のホルモン変動によるのぼせ・冷えなどの緩和に役立つとされています。
🌿 血行を促進し、冷えを改善する
末梢血管を広げ、血液の流れをスムーズにします。
手足が冷えやすい方に特におすすめのビタミンと言われています。
✨ 強力な抗酸化作用
細胞膜を活性酸素から守り、肌の老化・シミ・シワの予防に働きます。
「若返りのビタミン」とも呼ばれるゆえんです。
ビタミンEと肌・血流・冷え性のつながり
冒頭でも触れましたが、私がビタミンEに注目したきっかけのひとつに「冷え性」がありました。
私は少し冷え性があり、手足が冷えやすいタイプ。
そしてビタミンEには、末梢血管を広げて血行を改善する働きがあることを知りました。
血行が良くなれば、体の隅々まで酸素と栄養が届くようになり、冷えの改善だけでなく、肌の新陳代謝促進にもつながります。
酒さの炎症を抱えながらも、内側から肌環境を整えたいと思っていた私には、とても気になる効果でした。
もうひとつのきっかけが「ビタミンCとの相乗効果」です。
ビタミンEには強い抗酸化力がありますが、一度抗酸化力を使うと酸化されて効力を失います。
そこにビタミンCが加わると、酸化されたビタミンEを再活性化してくれるのです。
ビタミンEが「脂質部分(細胞膜)」で、ビタミンCが「水性部分(細胞間)」でそれぞれ働くため、2つは体全体をカバーする合理的な組み合わせです。
ビタミンC+ビタミンE → 抗酸化力の持続・相乗的なアップ
酒さは慢性的な炎症が関わる肌トラブル。
酸化ダメージを内側から抑えるという意味で、この2つの組み合わせには可能性を感じました。
ビタミンEが不足すると、体に起こりやすいこと
ビタミンEが慢性的に不足してくると、体はさまざまなサインを出しはじめます。
「これ、当てはまるかも」というものがあれば、食事やサプリを見直すきっかけにしてみてください。
🩹 肌の老化が進みやすくなる
抗酸化力が低下することで、細胞膜が活性酸素にさらされやすくなります。
シミやシワが増えやすくなるほか、肌荒れが治まりにくくなることも。
🌀 手足が冷えやすくなる・血行が悪くなる
末梢血管を広げる働きが弱まるため、冷え性・頭痛・肩こりなどの血行不良による不調が出やすくなります。
😔 ホルモンバランスが乱れやすくなる
ビタミンEはホルモン分泌の調整にも関わります。
月経不順や更年期症状が出やすくなることがあるとされています。
ただし、一般的な食生活を送っている日本人では、ビタミンEが深刻に不足することは少ないとされています。
心配しすぎず、食事の見直しと必要に応じたサプリ補助、という軽い気持ちで向き合うのがちょうど良いと思っています。
ビタミンEを多く含む食材
ビタミンEは植物性・動物性どちらの食品にも含まれています。
ただし、油脂類や魚介類に多く偏りがちなため、食材選びに少し工夫が必要な栄養素でもあります。
| カテゴリ | 食材 | ポイント |
|---|---|---|
| 🥜ナッツ類 | アーモンド | ビタミンEの宝庫。少量でも効率よく摂れる |
| ヘーゼルナッツ | アーモンドに次いで多い | |
| 🥦野菜類 | かぼちゃ | 加熱しても損なわれにくい |
| モロヘイヤ | 緑黄色野菜の中でもトップクラス | |
| 赤ピーマン・ブロッコリー | ビタミンCも同時に摂れる優秀な組み合わせ | |
| アボカド | 良質な脂質とともに吸収率もアップ | |
| 🐟魚介類 | いくら・たらこ | ビタミンEが豊富だが好みが分かれる |
| うなぎ・はまち | 脂質と一緒に吸収されやすい | |
| 🛢油脂類 | ひまわり油・オリーブ油 | 含有量が高いが、油の質の選び方も重要 |
調理と食べ方のちょっとした工夫
ビタミンEは脂溶性のビタミンです。
油と一緒に摂ることで吸収率が上がるのが大きな特徴です。
- ナッツはそのままおやつに。
アーモンドやヘーゼルナッツは加工不要で食べられるうえ、ビタミンEが豊富。間食として取り入れやすい食材です。 - 野菜は油と組み合わせて。
かぼちゃやブロッコリーをオリーブオイルで炒めると、ビタミンEの吸収率がアップします。 - 赤ピーマン×ブロッコリーの組み合わせは特におすすめ。
どちらもビタミンEとビタミンCを同時に含む食材。一緒に食べることで相乗効果が期待できます。 - アボカドはそのまま食べるだけで十分。
良質な脂質を含むため、吸収率が自然に高まります。
私の「油へのこだわり」
私は油にこだわりがあるので、ビタミンE摂取のためにひまわり油などの植物油を積極的に使うことはしていません。
👉 油に関するこだわりについては、こちらの記事で詳しく書いています。
炎症体質にサヨナラ! “あぶら”を変えれば体も変わる!オメガ6・オメガ3バランスを整えよう
魚介も好みの問題でなかなか摂れていないので、私の場合はナッツと野菜が主なビタミンE源。
だからこそ、サプリで補うという選択をしました。
サプリメントは補助として、うまく活用する
ビタミンEは、工夫次第で食事から摂れる栄養素ですが、油や魚介を意識的に避けている場合は不足しやすいこともあります。
そんなときにサプリメントが有効な選択肢になります。
ただし、ビタミンEは脂溶性のため体内に蓄積されます。
「食事が基本、サプリは補助」という考えは、ビタミンDやCのときと変わりません。
私のサプリの使い方

私が使っているのは、NOW Foods の「E-400 d-alpha Tocopheryl」。
iHerbで購入しています。
天然型(d-alpha)を選んでいる理由は、合成型(dl-alpha)と比べて体内での利用効率が高いとされているからです。
ラベルに「d-」だけがついていれば天然型、「dl-」がついていれば合成型。この小さな違いをチェックするだけで選び方が変わります。
また、ビタミンEは4種のトコフェロール+4種のトコトリエノールの合計8種類の化合物の総称ですが、体内で主に活用されるのはα-トコフェロール。
ビタミンE単体でも抗酸化力を発揮しますが、ビタミンCと一緒に摂ることで効果が長続きし、より高まることが知られています。
私がサプリを使うときのルール
- ビタミンCと一緒に摂る(相乗効果を狙って)
- 脂溶性なので、食事と一緒に摂る
- 季節によってアスタキサンチンと使い分ける
- 年間を通して摂り続けることにこだわりすぎない
季節の使い分けについて少し補足すると、私は秋〜冬はビタミンE、初夏〜夏はアスタキサンチンに切り替えています。
アスタキサンチンもビタミンCとの組み合わせで高い抗酸化力を発揮し、紫外線対策・シミしわ予防に向いているからです。
これが正解かどうかはわかりません。でも「通年で同じサプリを飲み続けることが目的ではなく、そのときの体に必要なものを選ぶ」という感覚で続けています。
iHerbで購入する際は、紹介コード 【ALC3054】 を入力すると割引になります。
よかったらご利用ください。
まとめ|ビタミンEは、体の内側から酸化と冷えに向き合うビタミン
ビタミンEは、名前の由来から女性の体と深く関わり、抗酸化・血行促進・ホルモンバランスと、幅広い働きを持つビタミンです。
食事だけでなく、自分の生活スタイルに合わせてサプリを補助的に使う。
そしてビタミンCと組み合わせることで、その効果をさらに引き出せる。
酒さの改善と並行して始めたビタミンEへの意識でしたが、正直、劇的な変化は実感していません。
生理周期が整っていたり、冷えが極端にひどいわけでもなかったので、変化を感じにくかったのかもしれません。
でも、体の内側から酸化ダメージを防ぐという取り組みに、無駄はないと思っています。
目に見えにくいところで、じわじわと働いてくれている——そんな感覚で続けています。
完璧にやらなくて大丈夫です。
今日できることを、少しずつ。
酒さ改善について、より深く綴ったnoteもあります。
👉 note 酒さから学んだ私の暮らし|ひとみんの記録
日々の気づきはXでも気ままに発信中です。よろしければ、のぞいてみてくださいね。
👉 X ゆる肌メモ|暮らしと気づき

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