肌の調子が悪いと、それだけで一日中気持ちが沈んでしまいますよね。
鏡を見るたびにため息が出て、外に出ることさえ億劫になる。
私も長い間、そんな毎日を過ごしていました。
当時の私は「肌に合うものさえ見つかれば、きっと良くなるはず」と信じていました。
だから肌トラブルの原因は、ずっと”外側”にあると思い込んでいたんです。
でも、あるときふと気づきました。
「もしかして、体の中が足りていない?」
よく考えてみれば、当時は肌だけでなく、体調も良い状態ではありませんでした。
- 旅行先での原因不明の体調不良
- 冬には必ず引く風邪
- 子育てと仕事でのイライラ
それでも自分では「これが普通」「仕方のないこと」だと思っていました。
「外から与える」ことばかりに必死になっていたけれど、本当に必要だったのは、体の内側から整えることだったのかもしれません。
そう気づいたことが、私の体質改善への第一歩でした。
Q:肌荒れが治らない原因は、スキンケアだけの問題なのでしょうか?
Q:食事や栄養不足が、肌トラブルに関係することはありますか?
Q:ちゃんと食べているのに、栄養が足りていないこともあるのでしょうか?
A:
以前の私は、「肌に合うスキンケアさえ見つかれば、きっと良くなる」
そう信じて、外側からのケアばかりを続けていました。
でも、どれだけ試しても肌は安定せず、酒さの症状も改善しないまま。
そこで初めて、「体の中は本当に足りているのだろうか?」と考えるようになりました。
実はその頃、肌だけでなく、体調や気持ちの面でも小さな不調を抱えていました。
食べているはずなのに、どこか満たされていない感覚。そこから私が気づいたのが、
肌は“材料”がなければ作れないという、とてもシンプルな事実です。
肌は「材料」がないと作れない
肌は、スキンケアだけで作られているわけではありません。
当たり前のようですが、実はここを見落としている人はとても多いと思います。
肌も、髪も、爪も、すべて体の一部。
そして体は、「材料」がなければ何も作れません。
その材料が、栄養です。
たとえば、
- 新しい皮膚を作るためのたんぱく質
- 代謝や修復を助けるビタミンやミネラル
こうしたものが足りていなければ、どんなに良い化粧水や美容液を使っても、「作りたくても作れない」状態になってしまいます。
どんなに外から塗っても限界がある
私も以前は、「肌に合うスキンケアさえ見つかれば良くなる」そう信じていました。
でも、現実は違いました。
外からできるケアは、あくまで”サポート”。土台となる体の中が整っていなければ、スキンケアの効果は感じにくいままです。
たとえるなら、材料が足りない工場に、最新の機械だけを持ち込んでいるようなもの。
作りたいものはあるのに、肝心の材料がない。
それでは、うまくいかなくて当然ですよね。
栄養はまず生命維持に使われ、余った分が肌に回る
ここで、私が一番「なるほど」と思ったことがあります。
それは、栄養は、まず生きるために必要な場所から優先的に使われるということ。
心臓や脳、内臓など、命を守るために必要なところが最優先。
肌は、実はそのあとなんです。
つまり、栄養が足りていない状態では、肌まで回ってくる分がそもそも少ない。
どんなに頑張ってスキンケアをしても、体の中が不足していれば、肌が後回しになるのは自然なことでした。
そう考えると、「なかなか良くならなかった理由」に少し納得がいきました。
あなたは大丈夫?隠れ現代型栄養失調
カロリーが足りていることと、栄養が足りていることは別
日本に住んでいると、「栄養が足りていない」と聞いても、正直あまりピンとこないかもしれません。
コンビニや外食も充実していて、「食べられない」状況ではありません。
むしろおやつを食べすぎて困っている、という方の方が多いのではないでしょうか。
私自身も以前は、ちゃんと食べているし栄養不足なんて考えたこともありませんでした。
むしろ食べ過ぎで太ってきてしまい、ダイエットのために食事を減らさなければとも思っていたほどです。
でも実は現代では、カロリーは十分足りているのに、生命維持に必要なタンパク質やビタミン・ミネラルが不足している方が増えているそうです。
その状態を“現代型栄養失調”と呼ぶのだとか。
みなさんは、そのような状況になっていませんか?
食事を整えた今から思い返してみると、酒さを発症した当時の私は栄養を満たす食事ができていませんでした。
でも自分では、自炊で野菜もたくさん摂っているし、お肉だって毎日食べている、朝食は欠かさず3食しっかり食べていると思っていたんです。
食事が偏っていると栄養も偏ってしまう
私は料理が苦手で好き嫌いも多く、かなり偏った内容になっていました。
- 料理が苦手でいつもワンパターンなメニュー
- きのこ・魚・海藻・貝類・豆類が苦手で、ほとんど食べていなかった
- 調理が面倒な根菜類や季節の野菜は使わず、同じ野菜ばかり
- どんぶり、パスタなど、炭水化物が多いメニューばかり
本当に今思うと、ひどい食事をしていたなと反省しています。
自炊をしているだけで健康だと思い込んでいました。
外食が続いてしまうときも、どうしても野菜が少なく、栄養が偏りがちになってしまいます。
こうした状態が続くと、見た目には問題がなくても、体の中では少しずつ”足りない”が積み重なっていきます。
疲れが抜けない、肌が荒れる、風邪を引きやすい、回復が遅い……。
これらは、体に必要な栄養が足りていないサインだったのかもしれません。
ストレスで栄養を消耗することも
人間はストレスを解消するために、ビタミンCをはじめさまざまな栄養素を使って体を守ろうとします。
ストレスが多い現代社会では、より栄養を消耗しやすいのです。
栄養不足からストレスをうまく処理できず、ホルモンバランスが乱れ、そこから心身に支障をきたしてしまうこともあるそうです。
当時の私は子育てと仕事の両立でかなりストレスを抱えていました。少しのことでイラッとしたり、疲れやすかったり……。
偏った栄養状態から、さらにストレスで栄養が消耗していく……。
そんな悪循環で、どんどん栄養不足に陥っていたのだと思います。
そして私の場合は、肌に酒さとして症状が出てしまったのです。
栄養が整った瞬間、体だけでなく心も軽くなる
変わったのは、肌だけではなかった
栄養を意識して食事をするようになってから、少しずつですが、体に変化が現れ始めました。
まず感じたのは、体調不良が減ったことです。
以前は、旅行先でなぜか体調を崩したり、途中で疲れてしまったりすることが多かったのですが、気づけばそうした不調が出なくなり、最後まで元気に過ごせるようになっていました。
そして、肌にも変化が。
酒さ特有の赤みやブツブツが、少しずつ落ち着いてきたのです。
さらに驚いたのは、髪の毛の変化でした。
以前の私の髪は、1本を指で挟んでスーッと滑らせると、どこかガタガタした感触がありました。
一度曲げた針金を無理やりまっすぐにしたような、いびつな感じです(笑)
それが、いつの間にか引っかかりのない、まっすぐな感触に変わっていました。
これは本当に衝撃でした。
同時期に、肌断食やお湯シャンも取り入れていたので、相乗効果もあったとは思います。
それでも、「ここまで髪質が変わるなんて」と感じたとき、今までの私には、やはり栄養が足りていなかったのだと実感しました。
細かい変化ですが、爪も丈夫になり、ささくれができなくなったのも印象的でした。
栄養が整うと、心まで軽くなった
栄養を意識した食事を続けて、数年が経ちました。
今、振り返って一番驚いているのは、心の変化かもしれません。
以前に比べて、明らかに心が穏やかになりました。
例えるなら、導火線がものすごく長くなった感じでしょうか(笑)
少しのことでイライラすることが、ほとんどなくなったのです。
昔は、ストレスを感じると胸がズゥンと重くなったり、喉の奥が詰まるような感覚がありました。
でも、今ではそうした感覚を感じることが一切なくなりました。
仕事も、家事も、子育ても、相変わらず忙しい毎日です。
それでも、以前のようにイライラして家族に当たることはなくなり、家の中の空気がとても穏やかになりました。
食事を共にしている家族みんなが、どこか落ち着いている。
そんな感覚があります。
小さな改善が、心の余裕を育ててくれた
「一番治したかった肌が、少しずつだけど良くなっている」
しかも、「心までラクになってきている」。
この小さな変化の積み重ねが、私に大きな安心感を与えてくれました。
安心感はやがて余裕になり、その余裕が、仕事や暮らしにも良い影響を与えてくれるようになりました。
以前なら躊躇していた新しいことにも、「やってみようかな」と前向きにチャレンジできるようになったのです。
栄養が足りていると、体だけでなく、心まで前向きになる。
これは、私自身が身をもって感じたことです。
また、多少食生活が乱れてしまう日があっても、体に合わないもの(私の場合は、小麦・砂糖・油を多く使ったドーナツのようなもの)を食べたとしても、以前のように肌が大きく揺らぐことはなくなりました。
体の土台が整ってくると、多少のことでは崩れにくくなる。
そんな感覚があります。
まとめ:栄養を満たすと、体も心も少しずつ整っていく
肌や体の不調に悩んでいた頃の私は、「どうして良くならないんだろう」と、原因を外にばかり探していました。
スキンケアを変えたり、情報を集めたりしても、なかなか手応えを感じられなかったのです。
けれど、栄養を意識するようになってから、少しずつ状況が変わり始めました。
体調不良が減り、肌が落ち着き、髪や爪といった細かな部分にも変化が現れ、気づけば心まで穏やかになっていました。
特別なことをしたわけではありません。
完璧な食事を目指したわけでも、ストイックに制限したわけでもない。
ただ、「体に必要なものが足りていないかもしれない」という視点を持ち、できる範囲で栄養を満たしていっただけです。
栄養は、すぐに目に見える結果が出るものばかりではありません。
けれど、体の内側では確実に積み重なり、あるときふと「最近ラクだな」「前ほど揺らがなくなったな」と気づかせてくれます。
肌は、体の状態を映す鏡。
そして心の余裕もまた、体の土台が整うことで、少しずつ生まれてくるものだと今は感じています。
今後は、私自身が酒さの改善や体調管理のために、実際に意識してきた栄養素を、ひとつずつまとめていく予定です。
まずは、ビタミンAから。
日常的に取り入れている食材や、必要に応じて使っているサプリメントについても、
私なりの視点で紹介していきます。
専門的すぎる話ではなく、かつての私のように「何から始めたらいいかわからない」と感じている方が、「これならできそう」と思えるヒントをお届けできたらうれしいです。
完璧じゃなくていい。
少しずつ、素直に、体に必要なものを満たしていく。
この栄養シリーズが、あなたが自分の体と向き合うきっかけのひとつになれば幸いです。
酒さ改善について、より深く綴ったnoteもあります。
👉 note 酒さから学んだ私の暮らし|ひとみんの記録
日々の気づきはXでも気ままに発信中です。よろしければ、のぞいてみてくださいね。
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