完全お湯シャンになるまでの1年間、失敗だらけでした。
使っていたオイルがにおいの原因になった。
温泉でとんでもない失敗をした。
失敗するたびに、少しずつ自分に合う方法を見つけていきました。
うまくいかなかったことも全部、今の自分の糧になっています。
この記事では、完全お湯シャンにたどり着くまでに私がやってしまった失敗と、そこから学んだ工夫をお伝えします。
シャンプーをやめた理由の記事、基本の洗い方と段階的なロードマップの記事の続きですが、この記事だけでも読んでいただける内容です。
Q:ヘアオイルはお湯シャン中も使っていいですか?
Q:抜け毛が増えた気がするのですが、お湯シャンのせいですか?
Q:温泉や銭湯でもお湯シャンできますか?
A:
ヘアオイルは使えますが、コナッツオイルなど油分の強いものはお湯で落としきれず、酸化してにおいの原因になることがあります。原材料がシンプルな市販のヘアオイルを毛先に少量使うのがおすすめです。抜け毛については、お湯シャンのせいではなく栄養不足(特に亜鉛)の可能性があります。温泉では、上がる前に必ずお湯シャンで〆るのがおすすめです。洗髪後に汗をかいて時間が経つと、においが出やすくなります。
失敗① リンスも一気にやめてしまった
お湯シャンを始めたとき、シャンプーを減らすと同時に、リンスも一気にやめてしまいました。
「どうせいつかやめるなら、最初からなくていい」という気持ちで。
結果は……ごわごわ、パサパサでした。
もともと栄養不足で細く弱っていた髪が、さらにひどい状態になってしまいました。
ヘアオイルで何とかしようと、あれこれ試すことになったのもこれが原因です。
お湯シャンの本来の目的は、頭皮が自分で油分をコントロールできるようになること。
シャンプーをやめることでも、リンスをやめることでもありません。
リンスは油分のコントロールが整うまで使い続けてよかったのです。
段階を飛ばして急いだことが、そもそもの失敗でした。
リンスを最後まで残しておけば、この後のヘアオイル迷走も避けられたかもしれません。
これは今でも「あのときリンスをやめなければよかった」と思っている後悔のひとつです。
失敗② ヘアオイルで迷走した話
コナッツオイルで失敗した
ごわつきを何とかしようと、ヘアケアに良いと聞いていたコナッツオイルを試すことにしました。
スーパーのオイルコーナーで購入した、エキストラバージンのものです。
使い心地は悪くありませんでした。
髪はしっとりして、コナッツオイル特有の甘い香りも気に入っていました。
ところが、お湯シャンの日が増えてきたころ、油が酸化したようなにおいがするようになったのです。
「これはまずい」と思い、コナッツオイルの使用を中止したところ、においがなくなりました。
お湯ではコナッツオイルを落としきれず、髪に残った油が酸化していたのです。
油分はお湯では落とせない——当たり前のことを、体で学びました。
市販のヘアオイルに切り替えた
その後は、ドラッグストアで売っている市販のヘアオイルを使うことにしました。
選ぶポイントは、原材料がシンプルなこと。
コナッツオイルの失敗があったので、毛先に少量だけ使うようにしました。
香りは強く感じましたが(シンプルな香りに慣れていたので)、ヘアオイルが酸化してにおうということはありませんでした。
完全お湯シャンに近づくにつれて、ヘアオイルを使わなくても髪がしっとりまとまるようになっていきました。
「あれだけ悩んでいたのに」と思うくらい、自然にそうなっていました。
ごわつきには、ブラッシングも効果的です。
ブラシで髪をとかすと、頭皮の油分が毛先まで行き渡って、髪がしっとりします。
シャンプーをしていたころはほとんどやっていなかったブラッシングが、今では毎日の習慣になりました。
抜け毛が増えても、慌てなくていい
お湯シャンに関する体験談を見ていると「抜け毛がひどくなった」という声をときどき見かけます。
私自身はお湯シャンにしてから抜け毛が増えた実感はありません。
とはいえ、もともとドライヤーで乾かすときにそれなりに抜けており、万年亜鉛不足なのでは……と思っているくらいです(笑)
抜け毛が増えたと感じるときは、お湯シャンのせいにする前に栄養状態を見直すことをおすすめします。
亜鉛は皮膚や髪の成長に関わる栄養素で、不足すると抜け毛が増えることもあると言われています。
食事を整えながら、ゆっくり様子を見てみてください。
美容院でのシャンプーはヘッドスパだと思って
「お湯シャン中に美容院でシャンプーしてもらっていいの?」と思う方もいるかもしれません。
大丈夫です。ヘッドスパだと思って、楽しんでください。
私自身、美容師さんから「お湯シャンしてますよね」と指摘されたことは一度もありません。
友人にも気づかれたことはありません。
美容院でシャンプーしてもらうたびに、シャンプーとトリートメントのいい香りに気づきます。
普段何も使っていないので、余計に際立って感じるのでしょう(笑)
一度だけ「久しぶりに整髪料でセットしてもらおう」と思い、仕上げにヘアセットをお願いしたことがありました。
整髪料の香りが……強烈でした。
「しないスキンケア」を実践してから、柔軟剤・洗剤・芳香剤など、香りの強いものを日常から取り除いていました。
久しぶりの香料が、脳に直撃するような刺激を感じたのです。
その後もずっと髪に香りが残り、「もう整髪料はいらないな」とはっきり感じた瞬間でした。
失敗③ 日帰り温泉でやってしまったこと
お湯シャンだけの生活になってしばらく経ったころ、日帰り温泉に行く機会がありました。
体と髪を洗って、温泉とサウナを2時間ほど楽しみ、上機嫌で髪を乾かしていたときのことです。
ドライヤーをかけた瞬間、油が酸化したようなにおいが漂ってきました。
原因はおそらく、洗髪後に汗をかき、さらに時間が経ってしまったことです。
油分のコントロールがまだ不安定な時期に、湿った状態で放置してしまうのはよくなかったのです。
幸いひとりでいたタイミングだったので誰にも気づかれませんでしたが、あれは焦りました。
それ以来、温泉に行ったときは帰る前に必ずお湯シャンで〆るようにしています。
お湯シャン歴が長くなった今でも、あの日のトラウマ(笑)があって、〆のお湯シャンは欠かしていません。
完全お湯シャンになって気づいたこと
失敗と工夫を繰り返しながら完全お湯シャンにたどり着くと、それまでとは少し違う感覚が生まれてきます。
毎日なんとなくシャンプーをしていたころは、自分の頭皮の状態を意識したことがほとんどありませんでした。
でも完全お湯シャンになると、その日の状態を観察しながら洗い方を調整するようになります。
油っぽいと感じる日はしっかりめに洗う。
乾燥気味なら洗いすぎないようにする。毎日洗わなくてもいい日もあります。
季節によっても変わります。夏は汗をかくのでしっかりめに、冬は乾燥しやすいのでぬるめのお湯でやさしく。
「ケアをする」というより、「状態を見て整える」という感覚です。
毎日なんとなく続けていたシャンプーをやめて初めて、自分の頭皮のことがわかるようになった気がします。
まとめ|失敗も全部、完全お湯シャンへの道だった
コナッツオイルでにおいが出た。
温泉で失敗した。
美容院の整髪料の香りに圧倒された。
振り返ると、どれも「やってみたからわかったこと」でした。
一度試して断念した方に伝えたいのは、うまくいかなければシャンプーを使う日を増やして少し戻ればいいということです。
完全を目指さなくていい。急がなくていい。
続けているうちに、自分の頭皮の声が少しずつ聞こえてくるようになります。
そのとき初めて、「ケアって、こういうことだったのか」と思えると思います。
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