「保湿しなければ、肌は乾燥する」——ずっとそう信じていました。
いくつもの化粧水を試しても、肌は良くならなかった。
それでも「次こそは」と試し続けた日々がありました。
でも今、私は化粧水を一切使っていません。
何もつけない肌は、酒さになる前よりもきれいになりました。
確実に歳をとっているのに、です。
この記事では、私が化粧水をやめた理由と、そこに至るまでの経緯をお話しします。
「化粧水なしなんて怖い」と感じている方にこそ、読んでいただきたい内容です。
Q:なぜ化粧水をやめようと思ったのですか?
Q:やめたとき、肌はどうなりましたか?
Q:今はどんな肌の状態ですか?
A:
いくつも試しても肌が変わらず、万策尽きた末に化粧水をやめました。最初は乾燥と痛みに苦しみましたが、今は何もつけなくても真冬でも潤っている肌になりました。酒さの症状も落ち着き、ノーメイクで外出・仕事ができるまでに回復しています。
いくつもの化粧水を試しても、何も変わらなかった
皮膚科に通いながら、化粧水もあれこれ試し続けていた時期がありました。
薬を飲むと一時的に肌の状態は変わりました。
でも化粧水に関しては、どれを試しても何も変化がなかったのです。
良くもならないし、悪くもならない。
使い切る前に次の新しい商品を試し、使いかけの化粧水がどんどん増えていきました。
お金は減り、引き出しはいっぱいになるばかりでした。
気分は、ジェットコースターだった
毎回、期待を持って新しい化粧水を試しました。
でも数週間経っても変化がない。
期待値が高ければ高いほど、変化を感じられなかったときの落ち込みは深く——まるで気分がジェットコースターのようでした。
その繰り返しで、気持ちも体力も、じわじわと消耗していきました。
試したものは、まったく違うジャンルのものばかりでした。
炎症を抑えると言われるラベンダーの化粧水。
傷の回復を助けると言われるエミューオイル。
刺激の少ないアトピー肌向けのもの。
アロエクリーム……
それぞれ違うアプローチで、どれも「これなら効くかもしれない」という期待を持って選んだものでした。
でも、どれも変化はありませんでした。
あるとき、ふと化粧品の注意書きを読んでみました。
「傷やはれもの、しっしん等、異常のある部位にはお使いにならないでください」——。
これって、酒さの肌には使ってはいけないということでは?
健康な肌に使うことが前提になっている。
それなのに、藁にもすがる思いで使い続けていたのです。
「保湿して肌を守る」と言っていたのに、と少し複雑な気持ちになりました。
「洗って、補う」矛盾に気づいた
そんな中で、ふと気づいたことがありました。
洗顔料で油分を洗い落として、化粧水で油分を補う。
自分で奪って、自分で補う——これは矛盾しているのではないか?
何もしなければ肌が持っている油分を、わざわざ洗い落とした上で、外から補っている。
そもそも洗い落とさなければ、補う必要もないのでは——?
そんな疑問が、頭の片隅に芽生え始めていました。
化粧水をやめる決意——万策尽きた末の選択
そんなとき、肌断食という考え方に出会いました。
何もつけないことで、肌本来の力を取り戻すというケア方法です。
「洗って補う」という矛盾を感じていた私には、その理論がスッと腑に落ちました。
これだけ試しても何も変わらなかった。
万策尽きた状態でした。
今までのルーティンとは真逆だけど——やってみるしかない。
そう思って、化粧水をやめることにしました。
温泉で経験した「あの恐怖」が頭をよぎった
でも、不安はありました。
以前、温泉に出かけた際にスキンケア用品を一式忘れてしまったことがありました。
お風呂上がり、みるみる肌が乾燥していく。
顔を動かすたびに、まるでクッキングシートがクシャクシャになっていくような感覚——肌がパリパリと割れていくような痛みが襲ってきました。
化粧水をやめると、きっとあんな感じになる。
そう思うと、踏み出すのが怖かったです。
修行のような日々が始まった
予想通り、乾燥と痛みが私を襲いました。
肌がボロボロの状態で、何もつけずに乾燥と痛みに耐える。
本当に大丈夫なのかという不安と、肌を痛めつけているのではないかという葛藤。
肌の不快感に耐えるのも、毎日のストレスでした。
テレビCMでは「保湿して肌を守る」と言っている。
アトピーの治療でも、べたべたする塗り薬が処方される。
それなのに、一切保湿なし——今までの常識と真逆な方法に、葛藤は続きました。
まるで修行のようでした。
もともと鏡を見るのも嫌だった肌なのに、そこに乾燥と痛みまで加わる。
リラックスできるはずのお風呂上がりが、毎日の修行の時間になってしまいました。
引き出しには、使いかけの化粧水たちがまだ並んでいました。
保湿成分たっぷりな化粧水が、使われるのを待っているかのように。
何度、手が伸びそうになったかわかりません。
頭では理屈がわかっている。でも、つけたい。
まるで禁断症状のようでした。
「変化」が、続ける力をくれた
肌断食を始めて数日後、肌の皮が厚ぼったくなっていることに気づきました。
触るとボロボロと粉状に落ちてくる——びっくりしました。
あれだけ化粧水を試しても、何も変化が起きなかった。
なのに今、肌に変化が起きている。
良くなるのか悪くなるのかはわかりませんでした。
でも、不安よりも喜びの方が大きかったです。
実験のつもりで始めていたので、その変化を観察したくなりました。
「この先どうなるのか、見てみたい」——それが続ける力になりました。
少しずつ、洗顔後の乾燥や痛みが和らいでいきました。
「肌が成長している」——久しぶりに感じたその実感が、また嬉しかったです。
肌が、生まれ変わっていった
そんなことを続けているうちに、肌がきれいになっていきました。
真冬でも潤っている肌。
軽度のアトピー持ちの私が、何もつけないことでこんな肌になれるなんて——信じられませんでした。
確実に歳をとっているのに、肌は酒さの症状が出る前よりもきれいになっていたのです。
酒さの症状も落ち着きました。
繰り返していたブツブツはなくなり、濃かった赤みはだいぶ薄くなり、今では天然のチークのような自然な血色になりました。
ノーメイクで外出できる。人前で話す仕事もノーメイクでできる。
やっと、ストレスから解放されました。
まとめ
化粧水をやめたのは、「やめた方がいい」と確信したからではありませんでした。
あれだけ試しても変わらなかった末の、最後の選択でした。
でも、その一歩が肌を変えました。
「化粧水なしなんて怖い」と感じている方の気持ちは、よくわかります。
私も同じでした。
それでも、今までの方法で変わらなかったなら、やめてみる価値はあると思います。
次の記事では、化粧水をやめる具体的な始め方をお伝えします。
▼ ノー化粧水の始め方|洗顔後に何もつけない生活への移行ステップ
(近日公開)
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お湯洗いをする理由|洗顔料をやめると肌はどう変わるか
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