「百薬の長」という言葉を信じていた私が、酒さをきっかけにお酒の見直しを始めました。
完全にやめた時期もありましたが、今はゆる除去で付き合っています。
飲酒翌日の下痢、缶チューハイの原材料への気づき——体験からわかったことをそのままお伝えします。
Q:酒さにアルコールは関係ある?お酒をやめた方がいい?
Q:どんなお酒なら飲んでいいの?選び方が知りたい。
Q:缶チューハイやサワーはなぜ良くないの?
A:
アルコールは酒さの代表的な悪化因子のひとつです。血管を拡張させて赤みを悪化させる可能性があります。ただし、完全にやめる必要はなく「何を飲むか」「どれだけ飲むか」を見直すことが大切です。缶チューハイは安価なアルコールに糖類や人工甘味料・香料を加えた製品が多く、原材料の観点からも見直す価値があります。
「百薬の長」だと思っていた——お酒を見直すきっかけ
「酒は百薬の長」という言葉があります。
飲みすぎなければ体に良いものだと、私はずっとそう思っていました。
ところが、酒さについて調べていくうちに、アルコールが悪化因子のひとつとして挙げられていることを知りました。
そして思い返してみると、もともと私はお酒を飲むと顔が真っ赤になる体質でした。
注射の際の消毒用アルコールでさえ、体調が悪いときは赤みが出ることがあったほどです。
さらに、食事の添加物を調べていくうちに、気軽に飲んでいた缶チューハイの原材料が気になり始めました。
ラベルを見ると、安価なアルコールに糖類・香料・人工甘味料が加えられているだけのものが多かったのです。
「お金を払って、こういうものを飲む必要があるのか」と思ったとき、お酒への向き合い方が変わりました。
酒さの症状がひどかった時期は「早く治したい」という気持ちから、即座に完全除去を決断しました。
アルコールが酒さを悪化させるしくみ——フラッシング反応と血管拡張
アルコールを摂取すると、体内でアセトアルデヒドという物質が生成されます。
このアセトアルデヒドが血管を拡張させ、顔の赤みや熱感を引き起こします。
酒さはもともと血管が拡張しやすい状態にあるため、アルコールがその赤みをさらに悪化させやすいのです。
私のように飲むとすぐ顔が真っ赤になる体質は、「フラッシング反応」と呼ばれます。
これはアルコールを分解する酵素「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」の活性が弱いために、アセトアルデヒドが体内に蓄積しやすい状態です。
日本人を含むアジア人に多く見られる体質で、フラッシング反応が出やすい方は酒さとの関係でも注意が必要と言えます。
また、アルコールは腸内環境にも影響を与えます。
腸粘膜を刺激して腸の透過性を高め、腸内細菌のバランスを乱す可能性があります。
私自身、飲酒した翌日は高確率で下痢をしていましたが、当時は「体質だから」と思っていました。
今思えば、アルコールが腸内環境を乱していたサインだったのだと感じています。
缶チューハイの原材料を見て驚いた——気軽に飲んでいたお酒の正体
以前の私は、週末に缶チューハイを1〜2本飲むのが習慣でした。
梅酒やカルーアミルクなど甘い系も好きで、気軽に楽しんでいました。
添加物を意識するようになって缶チューハイの原材料を見てみると、多くの製品が「醸造アルコール・糖類・果汁・香料・酸味料・人工甘味料(アセスルファムK・アスパルテーム・スクラロース)」という構成でした。
要するに、安価なアルコールにさまざまな添加物で味をつけたものです。
小麦や乳製品の原材料を調べていく中で身についた「原材料を見る習慣」は、お酒を選ぶときにも自然と働くようになりました。
「わざわざお金を払って、工業的に作られたものを飲む必要はない」——そう気づいてから、缶チューハイを買わなくなりました。
アルコールをやめて初めて気づいたこと——腸が正直に教えてくれた
完全除去はコロナ禍の時期と重なっていたため、職場での飲み会もなく、思いのほかストレスになりませんでした。
妊娠・授乳中に断酒した経験があったことも、「またできる」という気持ちにつながったと思います。
飲酒した次の日は高確率で下痢をしていたのに、当時の私はそれを「体質」だと思って受け入れていました。
やめて初めて、それが「アルコールによる腸への影響」だったとわかったのです。
「なぜ飲んでいた頃に気づかなかったのか」と自分でも驚くほどです。
体のサインは出ていたのに、当たり前になってしまうと見えなくなる——これは食事改善全体を通じて感じた大切な気づきです。
ちなみに、お酒をやめると、おつまみとして食べていたスナック菓子も自然となくなります。
総カロリーも添加物の摂取量もだいぶ減ったと思います(笑)。
飲酒再開と原材料へのこだわり——今飲んでいいお酒の基準
小麦や乳製品をゆる除去に切り替えたころ、お酒も少しずつ再開しました。
お酒が好きな夫が「久々に一緒に飲めそう」と嬉しそうにしているのを見て、少しだけ飲んでみようと思ったのがきっかけです。
再開する際に決めたのが「原材料で選ぶ」というルールです。
昔ながらの製法で、余計なものが入っていないお酒を選ぶようにしました。
今、私がOKにしているお酒はこちらです。
・ウィスキー(ロック・無糖ソーダ割・水割り)
・日本酒(純米酒)
・ワイン(酸化防止剤なしのもの)
・ビール(発泡酒は除く)
共通しているのは「原材料がシンプルで、伝統的な製法で作られているもの」という点です。
缶チューハイはもう飲みません。
酸化防止剤入りのワインで体が痛む——体のサインを信じること
ワインについては、酸化防止剤(亜硫酸塩)なしのものを選んでいます。
添加物への懸念もありますが、それだけではない理由があります。
中学生のころ、ソフトボールのピッチャーをしていたとき右腕の尺骨を疲労骨折しました。
普段はまったく痛まないのですが、酸化防止剤入りのワインを飲んだ翌日、高確率でその部分がキンキンと痛むのです。
他のお酒では起きないのに、酸化防止剤入りのワインだけが痛みを引き起こす。
「何か関係があるのだろう」と感じ、酸化防止剤なしのワインに切り替えました。
亜硫酸塩については、過剰摂取で頭痛・吐き気・アレルギー反応を引き起こす可能性があることが報告されています。
また、亜硫酸塩はワインの「防腐剤」として細菌の増殖を抑える目的で使われています。
この「細菌を抑える力」は体内でも同じように働く可能性があり、腸内の善玉菌のバランスを乱すことがあるとされています。
さらに、ビタミンB1と結合して働きを妨げる性質もあるとされています。
ワインの不調の原因として、亜硫酸塩よりもヒスタミン・チラミンという成分が関わっているという説もありますが、私の体が出す「サイン」は明確でした。
医学的な因果関係を証明することは難しくても、体の反応を無視する必要はないと思っています。
今の付き合い方——「飲まない日の方が多い」ゆる除去
今は、飲まない日の方が多いです。
そもそも私はそれほどお酒を欲しがるタイプではなかったようで、原材料にこだわるようになってから、少量でも十分に満足できるようになりました。
週末に気が向いたとき(飲まない週も多い)や、職場の飲み会(年に2回程度)に少量を楽しんでいます。
すぐに顔が赤くなるし眠くなるので、ゆっくり味わう程度でちょうどいいのです。
「やめなければいけない」ではなく、「何を飲むか」「どれだけ飲むか」を自分で選ぶスタンスになってから、お酒が楽しみなものになりました。
体のサインを聞きながら、自分に合った量とお酒を見つけていくことが、長く続けるコツだと思っています。
まとめ
今日お伝えしたことを整理します。
・アルコールは酒さの悪化因子のひとつ。アセトアルデヒドによる血管拡張が赤みを悪化させる
・顔が赤くなりやすい「フラッシング反応」がある方は、酒さとの関係でも特に注意が必要
・缶チューハイは醸造アルコールに添加物を加えた製品が多い。原材料を確認する習慣をつけて
・アルコールをやめてわかる体の変化がある。飲酒翌日の不調を「体質」と思い込んでいないか確認してみて
・お酒を選ぶ基準は「原材料がシンプルで伝統的な製法のもの」
・完全にやめなくていい。何を飲むかを見直すだけで、体への影響は変わる
お酒は、選び方次第で「楽しみ」になります。
原材料を一度確認してみるだけで、自分に合ったお酒との付き合い方が見えてくるはずです。
▼ 食事改善の全体像はこちら
酒さ改善のための食事見直し|私が避けるものと取り入れたもの
▼ 添加物の見直しについてはこちら
体にいい調味料とは?選び方のポイント
▼ 日々の気づきはXで発信中です
X(旧Twitter)をフォローする
▼ noteでは体験談をまとめています
noteを読む

コメント