酒さの食事改善をきっかけに、お酒の「原材料」を見るようになりました。
缶チューハイをやめ、伝統的な製法で作られたお酒だけを選ぶようになった今、飲む量は減ったのに、お酒が以前より楽しくなりました。
私が選んでいるお酒と、その理由・栄養についてご紹介します。
Q:酒さでもお酒を飲んでいいの?何を選べばいい?
Q:糖質が少ないお酒はどれ?
Q:日本酒は糖質が高いと聞いたけど、どう選べばいい?
A:
お酒を完全にやめる必要はありませんが、「何を飲むか」の選び方が大切です。糖質が少ないのはウィスキーなどの蒸留酒。日本酒は糖質がありますが、純米酒・どぶろくを選ぶことで発酵由来のビタミンB群やアミノ酸といった栄養を摂り込む目的で取り入れています。大切なのは原材料がシンプルで、伝統的な製法で作られたものを選ぶことです。
お酒選びの基本——原材料がシンプルで伝統的な製法のもの
私がお酒を選ぶときの基準は一つです。
「原材料がシンプルで、昔ながらの製法で作られているもの」。
食事全般で添加物や余計なものを控えるようになってから、お酒も同じ目線で選ぶようになりました。
缶チューハイは安価なアルコールに糖類・香料・人工甘味料を加えた製品が多く、今は飲みません。
その代わり、少量でも本物の味わいが楽しめるお酒を選んでいます。
飲む量は以前より減りましたが、お酒が以前より楽しくなりました。
ウィスキー——糖質ゼロで香りを楽しむ蒸留酒
ウィスキーを選んでいる一番の理由は、糖質がゼロだからです。
ウィスキーは大麦や小麦などの穀物を原料としていますが、蒸留の過程で糖分やグルテンは除去されます。
蒸留酒はアルコール由来のカロリーはありますが、糖質はほぼゼロというのが特徴です。
楽しみ方にも工夫があります。
まずストレートで注いで香りを確かめます。
次に、グラスに氷を入れてウィスキーを注ぎ、マドラーで20回ほど氷をゆっくり回します。
すると、ストレートで感じた香りとは違う、まろやかな香りが現れるのです。
冷やされることで開く香り成分があり、これがロックの醍醐味だと感じています。
そのままロックで飲んでもよいですし、無糖ソーダや水で割っていただきます。
銘柄は特に決めていません。
スコットランド・アイルランド・アメリカ・カナダ・日本——それぞれに個性があり、気分に合わせて選ぶのが楽しいです。
産地によって原料や製法が異なり、香りも味わいも大きく変わります。
同じウィスキーでも、飲み比べると全く違う表情を見せてくれます。
純米酒・どぶろく——発酵の栄養をまるごと摂り込む日本のお酒
日本酒を選ぶときは「純米酒」にこだわっています。
純米酒の原材料は米・米麹・水のみ。
これ以外のものが入ると、純米酒とは呼べなくなります。
市販の日本酒の中には、醸造アルコール・糖類・酸味料が加えられているものもあります。
こういった添加物を避けるために、原材料の表示を必ず確認するようにしています。
原材料はシンプルでも、味わいは商品によって全く異なります。
辛口から、フルーティで甘口のものまで——その多様さが面白いのです。
日本酒は糖質とアルコール度数が高めなので、飲みすぎには注意が必要です。
少量を美味しくいただくのがちょうどいいと感じています。
私がとくに好んで選ぶのは「どぶろく」です。
通常の日本酒は醪(もろみ)を濾して透明にしますが、どぶろくは濾す工程がなく、お米の味わいをダイレクトに感じられます。
また、原材料がそのまま残っているため、発酵の過程で生まれた栄養素もそのまま摂り込むことができます。
どぶろくに含まれる主な栄養素はこちらです。
・ビタミンB群(B1・B2・B6):エネルギー代謝や疲労回復をサポート
・アミノ酸:肌・筋肉・髪の健康維持に欠かせない成分
・乳酸菌・酵母:腸内環境を整える働き
・麹由来の酵素・β-グルカン:腸内の善玉菌を増やす効果が期待される
アルコールを楽しみながら、肌にも腸にも嬉しい栄養を摂れる。
どぶろくは私にとって特別なお酒です。
ただし、アルコール度数が高いものも多いので、やはり飲みすぎには注意です。
また、酒粕も愛用しています。
酒粕と豆乳・ラカントS・ナッツを合わせた酒粕クリームは、大人のチョコクリームのような濃厚な味わいで、ナッツの香ばしさも加わってお酒のお供に最適です。
▼ 酒粕チョコペーストのレシピはこちら
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ワイン——ポリフェノールを狙って酸化防止剤なしを選ぶ
ワインでは「ポリフェノール」を意識しています。
特に赤ワインにはレスベラトロールやアントシアニンといったポリフェノールが豊富で、抗酸化作用が期待できます。
ただし、私が選ぶのは「酸化防止剤(亜硫酸塩)なし」のワインです。
酸化防止剤は腸内の善玉菌に影響する可能性があり、私自身、酸化防止剤入りのワインを飲んだ翌日に体の不調を感じることがあったためです。
体のサインを信じて、酸化防止剤なしを選ぶようにしています。
酸化防止剤なしのワインはスーパーでもいくつか手に入ります。
私がよく選ぶのはこちらです。
・山梨県勝沼市の蒼龍葡萄酒株式会社「酸化防止剤無添加シリーズ」
・長野県塩尻市の株式会社アルプス「信州産酸化防止剤無添加ワインシリーズ」
甘口から辛口、ぶどうの品種もさまざまで、この中でローテーションするだけで十分楽しめます。
旅先で購入する際は、試飲してから自分の好みに合うものを選ぶのがおすすめです。
ビール・ヴァイツェン——少量を嗜好品として楽しむ
最近になって、ビールも飲めるようになりました。
きっかけはクラフトビールとの出会いです。
思ったより苦みが少なく、フルーティで美味しいと感じてから、少しずつ試すようになりました。
選ぶ基準はここでも同じ——余計なものが入っていないこと。
発泡酒は麦芽の使用比率が低く、様々な添加物が使われていることが多いため、選びません。
ビールは「麦芽・ホップ・水」が基本原料のシンプルなものを選んでいます。
とくに好きなのはヴァイツェン(白ビール)です。
南ドイツ発祥で、原料の50%以上に小麦麦芽を使った、フルーティで爽やかな風味が特徴のビールです。
地方に旅行に行くと、ご当地のヴァイツェンを探して購入するのが楽しみのひとつになっています。
ひとつ正直にお伝えしたいことがあります。
ヴァイツェンは小麦を原料とするため、グルテンが含まれています。
醸造の過程で一部のグルテンは分解されますが、完全にグルテンフリーではありません。
私は普段、小麦(グルテン)を習慣的には摂らないようにしていますが、ヴァイツェンは嗜好品として少量だけ楽しんでいます。
体の様子を見ながら、350ml1本を上限に、週末に気が向いたときだけいただいています。
「良いものを少しだけ楽しむ」——これが私のお酒との付き合い方の基本です。
まとめ——私が選ぶお酒の共通点
私が飲んでいるお酒を振り返ると、共通のルールがあります。
・原材料がシンプルで、伝統的な製法で作られているものを選ぶ
・糖質を気にするならウィスキーなどの蒸留酒が選びやすい
・日本酒は純米酒・どぶろくを選ぶことで発酵由来の栄養を摂り込める
・ワインはポリフェノールを意識しつつ、酸化防止剤なしを選ぶ
・ビールは麦芽・ホップ・水のシンプルな原材料のものを選ぶ
・飲む量は少量。良いものをゆっくり楽しむことが一番
お酒は飲み方と選び方次第で、体への影響がずいぶん変わります。
缶チューハイをやめてから、お酒への向き合い方が変わり、少量でも十分に満足できるようになりました。
原材料を一度確認してみるだけで、自分に合ったお酒が見つかるはずです。
▼ アルコールと酒さの関係はこちら
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