一生懸命やっているのに、なぜか悪化していく——。
私にもそんな時期がありました。
通院、食事制限、化粧水探し。
どれも「治したい」という気持ちから始めたことです。
でも振り返ると、それらが悪化を招いていたと今は思っています。
やめてよかった3つの習慣と、そこから気づいたことをお伝えします。
Q:一生懸命取り組んでいるのに、酒さが悪化し続けるのはなぜ?
Q:病院の薬をやめても大丈夫?通院をやめるのが怖い。
Q:食事制限や化粧水を試してもよくならない。どうすればいい?
A:
悪化を繰り返すとき、問題は「頑張りが足りない」ことではなく、「やっていることが自分の体に合っていない」可能性があります。私は通院・食事制限・化粧水難民という3つの習慣をやめることで、はじめて肌が落ち着いてきました。やめることへの不安は当然ですが、悪化が続くなら一度立ち止まって見直すことが大切です。
悪化のサイクルにはまっていた頃の私
「治したい」という気持ちで始めたことが、実は悪化を招いていた——。
今ならそう言えますが、当時はまったく気づいていませんでした。
治療を受けながら、食事制限をしながら、良いと聞いた化粧水を試しながら。
それでも肌は荒れ続けていました。
「もっと頑張らなければ」と思っていましたが、本当の問題は別のところにありました。
悪化を繰り返しているということは、今やっていることが自分の体にかみ合っていないサインかもしれない。
そのことに気づくまでに、ずいぶん時間がかかってしまいました。
酒さを悪化させていた習慣①——処方薬で良くなっては悪化の繰り返し
酒さと診断されてから、皮膚科に通い続けました。
2か月に1回の通院。
人気の病院だったのか、待ち時間はいつも長い。でも診察は5分もありませんでした。
先生は肌を見て「悪くなっているね」と一言。
薬は変わらず。
その繰り返しでした。
処方された薬を飲むと、一時的に良くなります。
でも、やめるとすぐに前よりも悪くなる。
このサイクルを何度も繰り返すうちに、肌はどんどん悪化していきました。
今思えば、薬を飲み続けることで悪化していたのかもしれません。
でも当時は、それが薬のせいだとは気づけなかった。
先生も「薬による悪化」とは判断しませんでした。
今思えば大切だったのは、薬を飲んで自分の体がどう反応しているかを、しっかり観察することです。
「飲んだら良くなった」「やめたら悪化した」という変化を自分でメモして、先生に「こういう反応がありました」と伝えること。
一時的に良くなっても、やめるたびに悪化が繰り返されるなら、それは見直すサインです。
酒さを悪化させていた習慣②——食事制限のストレス
食事を見直し始めたとき、私はいきなり完全除去に踏み切りました。
小麦・乳製品・添加物・アルコール——まとめてすべてやめたのです。
私はパン、ケーキ、クッキー、ピザ、パスタ、うどん、ラーメンが大好きです(笑)。
そのすべてを一気にやめる。今思えば、相当なことをしていました。
最初のうちは、「治るかもしれない」という期待と取り組みはじめのフレッシュな気持ちで前向きに続けられました。
でも数日経つと、じわじわとつらさが出てきました。
家族との食事の調整が難しい。外食も自由に選べない。
その小さな不具合が積み重なって、大きなストレスになっていったのです。
ストレスも腸内環境を乱します。
腸活の効果とストレスのダメージで、プラスマイナスゼロだったと今は思っています。
ただ、完全除去中に良いことも一つありました。
お米のおいしさ、魚のおいしさ、旬の野菜のおいしさに、改めて気づけたのです。
そして、お腹の調子が良くなる感覚は確かにありました。
だから今は、「完全にやめる」ではなく「習慣的には食べない」に変えています。
食べたくなったとき、パーティーのときはケーキやピザも楽しむ。
毎日は食べない、食べるなら1日1食まで——そのくらいのゆるさが、私には合っていました。
ちなみに、完全除去をやめて小麦を再開した瞬間の幸せといったら(笑)。
「こんなに幸せな気持ちになれるのか」と思うくらい、久しぶりのパンは美味しかったです。
ただ、嬉しくて食べすぎてしまい、お腹を壊してしまいました。
やっぱり自分の体には合わないんだと、身をもって実感した出来事でもありました。
酒さを悪化させていた習慣③——化粧水難民になっていた
スキンケアでも、遠回りをしました。
「酒さに良い」と聞いた化粧水を次から次へと試し続けていたのです。
期待しながら使い始める。変化が見られずがっかりする。また次の化粧水を探す。
このサイクルを繰り返していました。
お金も時間も、かなり使いました。
結局、どの化粧水も私の肌には効果がありませんでした。
今思えば、肌の外から何かを「足す」ことに集中していて、肌が本来持っている力を引き出すという発想がまったくなかったのです。
化粧水をやめて「しないスキンケア(肌断食)」を始めてからは、最初は乾燥との戦いで修行のようでした。
でもその時期を乗り越えると、化粧水に頼らなくても自分で潤える肌になっていきました。
化粧水を探す手間もなく、余計なお金もかからず、いろんな意味でストレスフリーになりました。
悪化が続くなら、一度立ち止まって見直してみて
通院をやめるとき、「本当にこれでいいのか」と不安でした。
先生に申し訳ない気持ちもありました。
でも、やめると伝えたときの先生の返事は、「そうですか。はーい。」と非常にあっさりしたものでした(笑)。
もっと早くやめていればよかった、と思ったほどです。
小麦を再開するときも、「今まであんなに我慢してきたのに、いいの?」と自問自答を繰り返しました。
でも、食べてみたら幸せしかなかった。
やめることへの不安や罪悪感は、自然な気持ちだと思います。
でも、悪化を繰り返しているなら、それは「今やっていることが自分の体に合っていないサイン」かもしれません。
病院の治療で一時的に良くなっても再発する。
食事を徹底しているのに改善が見られない。
そういった状況が続くなら、勇気を持って見直してみてください。
体質改善には時間がかかることもありますが、悪化を繰り返しているなら話は別です。
「やめる」ことは、諦めではありません。
自分の体に合ったやり方を探す、次のステップだと私は思っています。
まとめ
今日お伝えした、やめてよかった3つの習慣を整理します。
・処方薬の繰り返し——飲むたびに悪化するなら、体の反応を観察して先生に伝え、見直しを検討する
・食事制限(完全除去)——ストレスになるほどの制限はプラスマイナスゼロ。「習慣的には食べない」くらいのゆるさがちょうどいい
・化粧水難民——外から足すことより、肌本来の力を引き出す「しないスキンケア」へ切り替える
頑張っているのに悪化するとき、問題は頑張りが足りないことではないかもしれません。
一度立ち止まって、「これは本当に自分に合っているか?」と問いかけてみてください。
やめることで、はじめて見えてくるものがあります。
私が遠回りして学んだのは、「合わないことを続けることほど、体にとって負担になるものはない」ということです。
治したい気持ちが強いほど、やめる決断は怖く感じます。
でも、体の声を丁寧に聞きながら、少しずつ自分に合ったやり方を見つけていくことが、結果的に一番の近道でした。
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